September 13, 2020
ストーリーボードの教科書
初めて人に見せる絵コンテを描く人にはいい本。ほんとに基礎の基礎を解説してる。著者のグレッグ・ダヴィッドソンは、85年から10年間、TVアニメのレイアウトや絵コンテに携わって、今は大学で絵コンテを教えてる人。ストーリーボードの教科書 伝える映像の設計図
グレッグ・ダヴィッドソン(著) 平谷 早苗 (編) Bスプラウト (翻)
ボーンデジタル(ISBN 978-4-86246-478-1)
ジム・ミッチェルインタビューが興味深かった。この人も元TVアニメの人だけど、『アベンジャーズ』以降『ジュマンジ/ネクスト・レベル』『マレフィセント2』『X-MEN: ダーク・フェニックス』『アリータ』などVFX大作の仕事が多い売れっ子。
・今は後でプリビズに渡すのでデジタルだ描く
・アナログのアーティストは仕事が減ってる
・ポーズは多めに。1つのアクションで間に3ポーズ
・基本はPhotoshopとBridge、タブレットとProcreateも
・3DはSketchUpが業界では広く使われてる
・現在はスタジオ所属。フリーランスより自分の時間が持ちやすい
海外で絵コンテの教科書と言うと『SHOT BY SHOT』『クライマックスまで誘い込む絵作りの秘訣』『Filmmaker's Eye』『マスターショット100』『傑作から学ぶ映画技法完全レファレンス』などがあるけど、日本のは『映像の原則』くらいしかない。しかも演出論寄り。やっぱオレが書くしかないかなー。
絵コンテ制作手順
自分の絵コンテの制作フローを紹介しておきます。絵はAnimateで描きます。シンボルで構成できるのは圧倒的に便利。このままビデオコンテに作り変えることもできちゃうのも強み。
もっと絵コンテの勉強
- Amazing Flash:絵コンテの作り方
- Amazing Flash:カットのリファレンス
- Amazing Flash:語るレイアウト
- Amazing Flash:映像で語るためのリファレンス
- Amazing Flash:映像の教本
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