May 10, 2019

Animate/Flash:バージョンと製品名

アドビから「Creative Cloudのダウンロード提供状況と利用方法の変更に関するご案内」ってメールが来ました。これによると自分の場合、ANIMATE:14.0とANIMATE:16.5を使った形跡があるけどもう使わないでね!ってことらしく、バージョンで言われてもわからんわ!です。

メールには提供状況が書かれていなかったので、自分で調べたところ、CC 16, CC 15, CC 14, CC 13, 12 は提供終了につき使用禁止ってことですね。紛らわしいけどCC 16ってCC 2017のことだよね。そしてCC 2016はない。12って何?アプリケーションのバージョンと製品名が結びつきません!これまでのバージョンと製品名を整理してみました。

バージョン製品名release
承認されている製品
24.0.5Adobe Animate 20242024.10
23.0.8Adobe Animate 20232024.10
24.0.1Adobe Animate 20242024.3
24.0.0Adobe Animate 20242023.10
23.0.0Adobe Animate 20232022.10
22.0.8Adobe Animate 20222022.8
22.0.2Adobe Animate 20222021.12
22.0Adobe Animate 20222021.10
21.0.9Adobe Animate 20212021.9
21.0.7Adobe Animate 20212021.6
21.0.1Adobe Animate 20212021.1
21.0Adobe Animate 20212020.10
20.5.1Adobe Animate 20202020.6
20.0Adobe Animate 20202019.11
19.2Adobe Animate 20192019.4
19Adobe Animate CC 20192018.10
18Adobe Animate CC 20182017.10
承認外の製品
16Adobe Animate CC 20172016.11
15.1Adobe Animate CC 20152016.2
15Adobe Flash Professional CC 20152015.6
14Adobe Flash Professional CC 20142014.6
13Adobe Flash Professional CC2013.6
12Adobe Flash Professional CS62012.5
すでにサポートが終了している製品
11.5Adobe Flash Professional CS5.52011.5
11Adobe Flash Professional CS52010.5
10Adobe Flash CS4 Professional2008.12
9Adobe Flash CS3 Professional2007.6
8Macromedia Flash 8 Professional2005.10
7Macromedia Flash MX 20042003.12
6Macromedia Flash MX2002.3
5Macromedia Flash 52000.10
4Macromedia Flash 41999.7
3Macromedia Flash 31998.6
2Macromedia Flash 21997.7
1Macromedia Flash1997.2
1FutureSplash Animator1996.7

まあ、要するに最新バージョンと1コ前以外は認定しないから使わないでね、ってこと。 12ってFlash CS6ですよ!CCで提供されたばっかりに、とんだとばっちりですよ。うちの12、いやFlash CS6はパッケージ版なのでセーフなはずで、サポートはなくともCS6には今後もAnimate CCとFlash CS3の橋渡し役を続けていただきましょう。そのためFlash CS5とCS4も控えてます。

追記(2019年11月):アドビサイト内にある認定バージョンと非認定バージョンのリストによると最新3バージョン(18〜20)認定に変わってます!

追記(2021年7月):アドビサイト内にある承認されていないバージョンの削除によると、最新4バージョン承認に変わってます!これまでの18〜20に加えて、記載されていない最新製品21です。また認定は承認に変更されてます。

弊害はあるのか?

Animate CC 2017からFlash Pro CC 2013まで使えんくなって困るのは、「この機能いつからあったの?」と「この不具合っていつから?」って遡って調べることができなくなること。前者はリリースノート探せばなんとかなるけど、後者はもはや調査不可能。まあ、起動するし実際使えますけどね。第三者に訴えられるかもって脅されてるんで。

第三者って誰?

CCはアドビと第三者とのライセンスが切れたから?みたいに読み取れるけど、実際どうなんだか。もしこれなら、AnimateやFlashは関係ない話みたいだよ。

認定バージョンの不具合

2019、CC 2018には非認定バージョンにはなかった不具合がある。CCがとれたAnimate 2019(19.2)はグループ内で同じ位置にペーストしただけで落ちる!2018以前では問題なかったこと。つまり信頼性に欠ける最新版は仕事に使えんから、2018しか選択肢はないのです。かと言って、2018は極細線は実践に変更できない。また実線は線の伸縮が「標準」以外になってると極細線に変更できない。使い慣れた極細線を使用禁止にするしかない。

CCって好きなバージョンを選んで使うことができるはずだったのに。最新バージョンを使いたい人にはいいけど、安定して動作するバージョンを使いたい人にはCCは何の徳もないじゃないか。

修正された問題

アップデートで修正された不具合のリスト。

Posted by A.e.Suck at May 10, 2019 08:16 PM