February 19, 2019
タイムラインのタイムライン [1997-2021]
2月19日は日本で最初のFlashが発売された日です。そして、その日は「MacWorld Expo Tokyo 1997」で「Macromedia Flash」のお披露目会が行なわれました。まさしくそれは、Flashの日本デビューの日でした。それを記念して、歴代Flash/Animateのタイムラインで振り返っちゃうぞ。
すべてはここから始まったんだぜ。タイムライン上、カレントフレームにボタンがあったんよね。今で言うコンテキストメニューみたいなもん。日本では「Macromedia Flash」として1997年2月に3,000本限定で発売。簡易日本語マニュアル付きで19,800円だった!
ここからマクロメディア製品。そして日本語版になりました。タブはpageからシーンになりました。定価は39,800円だったけど、英語版からのアップグレード代ですんだ。
タブやフレームボタンがなくなって、今の形に近くなってきたねー。
スッキリ整頓されて、ほとんど完成されましたね。てことでアクションが充実してきてAS時代の夜明けです。
ここまで毎年リリースされてたことになります。ライバルのAdobe LiveMotionよりやや遅れてリリース。見た目、4とほとんど変わってない。AS1.0が実装されて、タイムライン&シーン不要論が出てきたよ。
Mac OS X対応になって、アイコンも変わったけどゴミ箱だけは5のまんま。なんとタイムライン不要な人向けに、タイムラインがたためるようになった。
MXと変わってない?いやいや、ゴミ箱アイコンがリニューアルされとるよね。
マクロメディアとしては最後のバージョン。シーケンシャルなビデオが書き出せるので、今も使ってる人多いんじゃないかな。
ここからアドビ製品。アイコンが一新。ゴミ箱が…ややこしい場所に移ったぞ。
もう、ガラッと変わった!
CS4と変わってません。つか、おんなじ。
大きな違いはないけど、よく見ると制御パネルが。こんなんチマチマクリックして効率いいか?ショートカットで出来ることだから使わんでしょ。
変更はないみたい。
UIにダークモード登場。これがデフォルトって、AEかよ?
以前のように明るくもできたけど、レイヤーの境界が見えにくい。
FlashからAnimateに名前が変わってもタイムラインはそのまま。
FlashからAnimateに名前が変わってもタイムラインはそのまま。
タイムラインをスライダーでズームできるようになった。
前後のキーフレームへの移動が簡単になったよ。よく見るとカメラレイヤー追加アイコンもついた!
UIの明るさが4段階に増えた。これは「もっとも明るい」やつ。制御系が上部に移った!前後のキーフレーム移動もそこに。トゥイーンスパンの色が気持ち悪くなった。レイヤーの親子関係。家族かw
これは「明るい」方。かなり大幅な変更。まずカレントタイムマーカーが青くなった!オニオンスキン関連が変更されたり、トゥイーン作成アイコンが加わったり。制御系は上下選択できるようになったのと、指定区間ループ再生ができるようになった。
オマケでこれは「暗い」で、UIの外観は「快適」。
「明るい」で、「コンパクト」。見た目大きな変化はない。タイムラインコントロールのツールがカスタマイズできるようになったけど「すげーーーー!」ってほどでもない。
タイムラインに歴史あり。Flash大好きっ子とタイムライン大好き野郎に見てもらいたい、タイムラインのタイムライン。同一のFLAファイルをFSAからAnimate 2020まですべてのバージョンで開いたらこうなった。キャプチャはすべてMac版だよ。
Future Wave (1996)
FutureSplash Animator
すべてはここから始まったんだぜ。タイムライン上、カレントフレームにボタンがあったんよね。今で言うコンテキストメニューみたいなもん。日本では「Macromedia Flash」として1997年2月に3,000本限定で発売。簡易日本語マニュアル付きで19,800円だった!
Macromedia (1997-2006)
Flash ver.2 (1997)
ここからマクロメディア製品。そして日本語版になりました。タブはpageからシーンになりました。定価は39,800円だったけど、英語版からのアップグレード代ですんだ。
Flash 3J (1998)
タブやフレームボタンがなくなって、今の形に近くなってきたねー。
Flash 4日本語版 (1999)
スッキリ整頓されて、ほとんど完成されましたね。てことでアクションが充実してきてAS時代の夜明けです。
Flash 5 (2000)
ここまで毎年リリースされてたことになります。ライバルのAdobe LiveMotionよりやや遅れてリリース。見た目、4とほとんど変わってない。AS1.0が実装されて、タイムライン&シーン不要論が出てきたよ。
Flash MX (2002)
Mac OS X対応になって、アイコンも変わったけどゴミ箱だけは5のまんま。なんとタイムライン不要な人向けに、タイムラインがたためるようになった。
Flash MX Professional 2004 (2003)
MXと変わってない?いやいや、ゴミ箱アイコンがリニューアルされとるよね。
Flash Professional 8 (2005)
マクロメディアとしては最後のバージョン。シーケンシャルなビデオが書き出せるので、今も使ってる人多いんじゃないかな。
Adobe (2007-)
Flash CS3 Professional (2007)
ここからアドビ製品。アイコンが一新。ゴミ箱が…ややこしい場所に移ったぞ。
Flash CS4 Professional (2008)
もう、ガラッと変わった!
Flash Professional CS5 (2010)
CS4と変わってません。つか、おんなじ。
Flash Professional CS5.5 (2011)
大きな違いはないけど、よく見ると制御パネルが。こんなんチマチマクリックして効率いいか?ショートカットで出来ることだから使わんでしょ。
Flash Professional CS6 (2012)
変更はないみたい。
Flash Professional CC (2013)
UIにダークモード登場。これがデフォルトって、AEかよ?
以前のように明るくもできたけど、レイヤーの境界が見えにくい。
Flash Professional CC 2014
FlashからAnimateに名前が変わってもタイムラインはそのまま。
Flash Professional CC 2015 / Animate CC
FlashからAnimateに名前が変わってもタイムラインはそのまま。
Animate CC 2017
タイムラインをスライダーでズームできるようになった。
Animate CC 2018
前後のキーフレームへの移動が簡単になったよ。よく見るとカメラレイヤー追加アイコンもついた!
Animate CC 2019
UIの明るさが4段階に増えた。これは「もっとも明るい」やつ。制御系が上部に移った!前後のキーフレーム移動もそこに。トゥイーンスパンの色が気持ち悪くなった。レイヤーの親子関係。家族かw
Animate 2020
これは「明るい」方。かなり大幅な変更。まずカレントタイムマーカーが青くなった!オニオンスキン関連が変更されたり、トゥイーン作成アイコンが加わったり。制御系は上下選択できるようになったのと、指定区間ループ再生ができるようになった。
Animate 2020
オマケでこれは「暗い」で、UIの外観は「快適」。
Animate 2021
「明るい」で、「コンパクト」。見た目大きな変化はない。タイムラインコントロールのツールがカスタマイズできるようになったけど「すげーーーー!」ってほどでもない。
- ツールパネルの変遷:FLASHツールパネル集
- 日本のFlash23年:日本のFlashの歴史
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