February 24, 2017
Flashファイル、バージョン下りの旅
素材や参考のFLAをもらったら、まずすることは自分が普段使ってるバージョンに合わせること。オレの場合はメインで使ってるのが作業しやすいFLASH CS3で開けるようにしたい。理由は前に書いた。でもFLASHってのは1バージョン下のFLAへの保存しかできないので、歴代FLASHのリレー保存となる。これがバージョン下りの旅だ。CCからCS3までの旅は苦難が待ち受けている場合がある。
CS6→CS5
Animate CCやFLASH CCで作成したFLAは下位バージョンに保存し直すことは出来ない。だってFLASH CS6でも開くことはできるから。
なのでバージョン下りの旅の出発はFLASH CS6からだ。↑なんか言われるかもしれないが、決して怯むな。


もちろん保存続行。保存されたFLAは自動的にオープンされる。CS6で開いてるのはCS5形式のFLAだ。こいつはそのまま閉じてCS5を起動する。ファイル名に「_5.fla」のついたFLAをCS5(またはCS5.5)で開く。
CS5→CS4


こうなったらFLASH CS4でも開けない。変換の旅は諦めて、このままCS5で作業するか?CS4で保存できるかできないかは、実はパブリッシュ設定で確認できることを発見した。


FlashPlayer 11、AS3.0に戻ってる!こうなると保存の旅は振り出しに、いや、それ以前に戻る。元々のファイルがFlashでなくCanvasの可能性があるからだ。
Animate CC


CS4は正直だ。Flashファイルでないことを教えてくれる。でももっと早く知りたかった。実はCS6で暴く方法がある。まずバージョン下りの旅立ちの準備として、CS6で開いた時にパブリッシュ設定をチェック。

ターゲットが空欄だったらCanvasだと思って間違いない。AS3.0のFlashドキュメントに変換しましょう。ちなみにFLASH CCだと、AS3をCanvasに変換することはできるが、AS3に戻す方法を知らない。だからAnimate CCでやってる。
CS4→CS3

無事CS4形式で保存できたら、FLASH CS4でCS3形式に書き出す。このとき、XMPデータやヒストリーが失われるとか脅されてもFlash CS3として保存する。ファイル名はバージョンがわかるように末尾を「_3.fla」にしておくといい。バージョン下りの旅もゴールが見えた。しかし、到着地点でさらなる苦難が待ち受けてる場合がある。
お化けタイムライン
CS4では普通に開くCS3形式でも、CS3で開くとタイムラインがぐしゃぐしゃになってることがある。
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