July 11, 2016

Flashアニメ制作の展示を見てきた

Skipシティ
六本木ヒルズ展望台で「ジブリ博」が始まったけど、Flashタイムライン派には川口の映像ミュージアムの企画展『アニメがうごく~アニメーション創造の現場~』もあるんだぜ。アニメ制作スタジオ3社それぞれの最新アニメ制作プロセスが展示されてるわけだ。それは手描きアニメーション、CGアニメーション、そしてもうひとつがFlashアニメーションなの。最新アニメ3本柱のひとつがFlashってすごくない?すごいよね?

映像ミュージアム

映像ミュージアム映像ミュージアムは川口市のSkipシティ内、彩の国ビジュアルプラザにある。Skipシティは何度も来てるけど、映像ミュージアムに入場したことはなかった。初めて自販機で510円の入場券を買って入ったよ。映像ミュージアムってのは映画のしくみや作り方を、展示物や体験で知ることができる映画好きには涼しくて楽しくて心地よい場所。黒澤明による『トラ・トラ・トラ』の直筆絵コンテや、『スターシップ・トゥルーパーズ』の宇宙戦艦ヤマモトの撮影用ミニチュア(でかい!)が展示してあったりしてびっくり!写真撮影OKだぞ。

2Fへ

入り口ミュージアムを一周りしてうっかり退場しないように!オレも案内の人に「2階にも展示がございますよ」って注意された。映像ミュージアムの展示に満足して、本来の目的を忘れてた。そうだ、肝心の企画展は2階だった。階段で2階に上がると、通路の先に入り口がある。アニメがうごくって不思議な言い回しだな、絵が動くからアニメなのに。じゃ、さっそく入ってみるよ。

アニメーション創造の現場

まずはボンズの手描きアニメーション『コンクリート・レボルティオ』は膨大な設定や原画が展示されてるけど写真撮影不可ね。次はポリゴン・ピクチュアズの『亜人』、3DCGの制作プロセスですね。この先がいよいよFlashアニメ、DLEの展示だよ。ほぼ『鷹の爪』です。写真撮影OK。
最初の鷹の爪

Flashアニメとはいいことが書いてあるな〜。Animateに名前が変わったこともちゃんと書いてある。

こんなに動くでは、豊富なバジェットの劇場用からリッチなシーンが流れてました。

絵コンテそうそう、Flashではコンテも描けちゃうんだよね。Toon Boom StoryboardかFlashかってね。そのままアニマティクス(ビデオコンテ)になるのはTBSもだけど、さらに完成版にまでもっていけちゃうのがFlashの強み。Flashで描いたコンテの画面いろいろ抜粋して並べてありました。

2ショット総統も相当冗談がお好きで…その総統ちゃうわ。壁にキャラが投影されてます。あと、メイキング「秘密結社 鷹の爪せいさくのひみつ」や「FROGMANインタビュー」のビデオも流れてます。

シンボルライブラリ一覧、壮観です!

『アニメがうごく~アニメーション創造の現場~』は2016年9月4日まで。

Posted by A.e.Suck at July 11, 2016 05:27 PM