May 21, 2015
語るレイアウト
クライマックスまで誘い込む絵作りの秘訣
ストーリーを語る人のための必須常識:明暗、構図、リズム、フレーミング
マルコス・マテウ=メストレ (著)
ボーンデジタル(ISBN: 978-4-36246-246-6)
アマゾンがしつこく薦めてくるので、買ってみました。でも買ってよかったです。長ーいタイトルだけど、原著は「FRAMED INK, drawing and composition for visual storytellers」という2010年に出版された本。著者はソニー・ピクチャーズ・アニメーション「サーフズ・アップ」やドリームワークス・アニメーション「ヒックとドラゴン2」のビジュアル・アーティストのマルコス・マテウ=メストレさん。内容は長ーい邦題どおりなんだけど、絵コンテ段階でのアニメーションのレイアウトの描き方を示した本。目的は絵でストーリーを語ること。1枚絵を見ただけでお話が見えてくるレイアウトの持つメッセージ、レンズと画角の関係、ショットの構成、キャメラアングル、画法など、初心者でもわかりやすいんじゃにかと。最後にグラフィック・ノベルの描き方もついてます。絵がカッコイイよ。
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