May 05, 2015
Flashタイムラインの謎
ミステリーフレーム
Flash CS3のタイムラインで、8193フレームめに謎のメッセージが現れることに気付きました。これはキーフレームじゃないんですよ。さわれません。付近にキーフレームがあると現れないので今まで気付きませんでした。この場合、8206フレームにキーフレームがあるレイヤーには表示されてません。ルートでもシンボル内でも、付近にキーフレームがなければ8193フレームに必ず現れます。
このFLAをCS4で開くとありませんので、CS3特有の現象のようです。ためしに、CS4で8200フレームほどのFLAを作って、CS3形式で保存。この時点ではないのですが、CS3で開くとあら不思議、やはり8193フレームめに再現します。8193フレームまたはその付近にキーフレームを挿入すると消えますが、そのキーフレームを削除すると復活します。
これはイースターエッグなのか?だとしたら「8193」に何の意味があるのか?1981年〜1993年を指すのか?それとも1981年9月3日か?もしかしたらFlashの限界16000フレームのほぼ中間点を示してるのかも?だとしたらなぜCS3だけ?今更なミステリーに遭遇しちゃいました。そうだ、これをミステリーフレームと呼ぶことにします。Flashの限界フレーム
タイムラインを延長していくと、ミステリーフレームは16385フレームにも現れました。バージョンに関わらずFlashのタイムラインの限界は16000フレームとなっていますが、もしかしたら16384フレームまでいけるんではないか?だとしたらFlashのタイムラインは8192フレーム単位で、8193フレームめは中間越えで確定です。ということで、16384フレームのFLAからパブリッシュしてみることにしました。
16,000フレームを超えていますという警告を無視してパブリッシュ。書き出されたSWFを調べると、キッカリ16000フレームでした。つまり、16000を超えた384フレームはカットです。Flashのタイムラインはやはり最大16000フレームが限界でした。まあ、これは昔から言われてたことなので驚きません。ああ、やっぱりという感じ。限界フレームとミステリーフレームの関連もなさそうです。
タイムラインの果て
では2つめのミステリーフレームが現れた16385フレームの先は?ということで、タイムラインをさらに先に延長すると、24577フレームに現れました。前のミステリーフレームから8193フレーム後です。書き出しは16000フレームまででも、オーサリング上は存在するようです。そしてついに限界を超えた限界?っぽいフレームに到達します。
それは32769フレームめに現れます。例のミステリーフレームです。なんとこのフレームから、秒の表示がマイナスになって増えていきます。存在してはいけないフレームなんでしょう。検証はこのへんでやめときます。実はミステリーフレームはFlash8でも確認されていて、CS3はその名残りです。CS4以降、現れることはありません。ご安心をwww Posted by A.e.Suck at May 5, 2015 03:56 PM
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