March 04, 2014

やっぱりSwiffyすげえ!!

こんなにもサポートされない機能があるHTML5 Canvasは面白くないことは前に書きました。アニメの再現性はToolkit for CreateJSの方がマシですが、これはこれで1レイヤー1トゥイーンの縛りでタイムラインの作り直しが面倒。どっちもあれはだめ、これはだめ。やっぱりGoogle Swiffyが最強!アニメの再現性も再生パフォーマンスも文句ないし。静止テキストがダイナミックテキストになったりしないし、アクションはAS2でもAS3でもOKなので、自分でJavaScript書かなくていい(タイムライン派のオレだってノーマルモードで簡単なASは書くですよw)。

拡張コマンドになってたSwiffy

Swiffyは3年前にSwiffy スゲエ!って書いた。あんときはSWFをアップロードして変換だったけど、今は拡張コマンド化されてるのでFlash Pro内で完結。変換するSWFのサイズも512Kから1024Kと倍になってるよ。SWFが1MB以内ならSwiffyが断然お得!ここからダウンロードして、Extension Manager CS4以上でお手持ちのFlash Proにインストールしてください。いつかきっとお役に立ちますよ!

オレはですね、HTML5 CanvasはCC、Toolkit for CreateJSはCS6にしてるので、普段使うCS3に近いCS4にインストールしましたよ。CS4以上ならOKです。
AS2、AS3、ボタン、サウンド、フィルター、マスク、すべてのトゥイーン、カスタムイージング、モーションガイド、静止テキストやグラデーションの変形、シンボル 1やビットマップ 1など日本語アイテム名もOK。SWFを直接HTMLに変換する強み。ブレンドと3DとloadMovieはNG。書き出し方はカンタンで、コマンドからExport as HTML5 (Swiffy)を選ぶだけ。

Swiffy 変換の条件

上の方でも書いたけど、変換元のSWFが1MB以内が変換の条件。オーバーすると出力パネルにこーんな警告がでます。

これが出たら、ダイエットしなければいけません。
あと、変換時はネットにつながってないといけません。でないと変換してくれません。

な〜んだ、拡張コマンドといってもローカルで変換してくれるわけではなく、SWFをアップロードして変換したHTMLをダウンロードしてるってことかあ。

例のやつを変換!

てことで、さっそくSwiffy変換してみたよ。
まずはToolkit for CreateJSやHTML5 Canvasで試したSWFムービーを貼っておこう、↓これね。

このFLAでExport as HTML5 (Swiffy)コマンドを実行すると、まずSWFを書き出してそれを変換してくれるというわけ。SWFが1024K越えてるとアウトなんで、念のため。こん時、出力パネルに出た警告は「フィルターやカラー効果はモバイルデバイスで遅くなる」ってくらい。で、HTMLとSWFができてるので不要になったSWFは捨てちゃう。他にファイルもフォルダもなし。必要なのはHTML1コだけ。それが↓

ふっしぎ〜、上のSWFと比べても完璧と言うほかない。コレ、すごいっしょ?Toolkit for CreateJSやHTML5 Canvasじゃこんなのできませんよ。さーすがGoogle!やっぱりSwiffyすげえ!

追記【重要】

残念なお知らせです。こんなにスゲェSwiffyちゃんですが、わずか5歳でなくなりました。なんとGoogleは2016年7月1日にSwiffyをあっさりクローズしてしまったのです。こんなことなら過去のSWFをもっとSwiffy化しとくんだった。

Posted by A.e.Suck at March 4, 2014 01:25 AM