「イノセンス」METHODS押井守演出ノート 押井 守(著) 角川書店(ISBN 04-04853765-2) プロのレイアウトに触れる機会のない方には特にオススメです。絵コンテと原画をつなぐのがレイアウトです。レイアウトの参考になる本ってなかなかないんすよ。この本は映画「イノセンス」のスタッフが描いたレイアウトを、監督である押井守が演出意図や映像的な意味を解説してくれています。実際のレイアウトのように動く部分は赤で印刷されてて、わかりやすいです。レイアウトとしてはかなり緻密ですので、本編を見てなくても大丈夫。
Methods―押井守「パトレイバー2」演出ノート 押井 守(著) 角川書店(ISBN 04-04852498-4) 映画「パトレイバー2」のレイアウト集です。アニメにおけるレイアウトとは?をテーマに、押井さんがカットごとに解説してくれています。レイアウトはレイアウト用紙に鉛筆で描いたものです。必要な動き、背景、キャメラを考慮するため、ある意味、アニメーションのカット単位ごとの核と言えます。Flashアニメ制作では、作画時はもちろん、インスタンスを配置するときにも参考になります。絶版ですが、俺は復刊ドットコムで買いました。