大御所の技
世界に発信!クリエーターのアニメ術
G9+1(著)
キネマ旬報社(ISBN 4-87376-262-6)
G9ってゆーユニットを結成した大御所アニメーター9人のインタビュー集と、オムニバスアニメ「東京ファンタジア」の絵コンテ全編。さらに、付録のDVDも凄かった。「東京ファンタジア」本編と、特典のメイキング・コメンタリー。これだけでも買う価値あり。さすが大御所たち、いいこと言ってる。東映出身の一色あづる氏は「Flash で作るより、絵を紙に描く行為が好き」と。わかる気がする。制作のテクニックも多いんで、アニメ作りを志す若者はこのDVD特典を見とくこと。
テレビアニメ魂
山崎 敬之(著)
講談社(ISBN4061497898)
ムービーでシリーズ構成やっとった人が書いた本。直接縁のなかった部門なんで、興味深い話が多かった。ムービーができたいきさつとか、企画からシナリオになるまでの裏話とか。ワシが原画やった作品でも、今更ながら「へえ〜」と。ただ、東映に疎いとゆーか、宮崎さんは「白蛇伝」に関わってないし、杉山卓と接点あんのか?大塚さんに触れないのもおかしい。
Posted by A.e.Suck at October 14, 2005 07:05 PM