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スピルバーグなら、ファンタジーの中にも科学的仕掛けに説得力があって、その融合が感動を生み出すと期待した。しかし科学や未来が曖昧、へんてこで説得力のないSFになった。水没したマンハッタンのビジュアルだけ。だからどうなの?デービッド。あんなロボットが売れるわけない。マニュアルも少なすぎ。気持ちわりーからいらねーよ、あんなもん。人間になりたきゃ、他にすることがあるだろう。製品としてなら親の気を引くようにできてなくっちゃ。気になるのはむしろテディだ。これは欲しいぞ!ピノキオのコオロギでなく、主役にすればよかったのに。「ラブモーテル」とダッチロボのジュード版雨に唄えばはいい遊び。でも9000万ドルはかけすぎ。imdb、日本語サイト、WIRED NEWS ▲TOP
日本だけの公開、沈黙シリーズ第5作目。配給会社も内容も違えどなぜかシリーズ。しかも!主演がS.セガールでアクションばりばりならまだしも、この映画はT.サイズモア主演で、セガールはand扱い。しかも仕事は爆弾処理。といっても、考えてコードを切るだけという単純作業。これで邦題の前半は嘘。期待は元IRAテロリストで爆弾のプロ、D.ホッパーにかかる。爆破の目的は恋人の釈放(笑)釈放させた女にあっさり殺されてしまう。邦題の後半も嘘。後は女が個人的復讐のために、爆破計画するだけでテロはない。甘っちょろい腰砕け映画。imdb、日本語サイト ▲TOP
いいのはエンドクレジットと、冒頭の伝説。一番しゃべれるロック様がセリフもないとは言語道断!映画はガサツで散漫、前作のような興奮は味わえず!ツッこまれないようにテンポ速めてるよーだが、嘘だらけ。ドラマ壊しすぎキャンディアス!CGIハデなだけ、サウンドうるさいだけ!いい伏線もうやむやだし、神秘性もナシ。肝心なとこ見せない!弱っちーイムホテプは全然ダメ!ジャブローニなクソガキ不要!クライマックスのスコーピオンキングのCGIはチャチで動きも雑。ファントムメナスな構成もディティール不足。前作冒頭をリンクしたシーンはまずまず。製作費が1億ドルにアップしたのはキャストのギャラでしょう。imdb、日本語サイト、VFX ▲TOP
デッドゾーン風シックスセンス映画。ちょっとツイン・ピークス入ってるかな。サムにしては珍しくサイキックなフラッシュカット多用。正攻法スリラーも手慣れたもので、風呂のシーンではわかっちゃいながらゾクッとさせられたねー。サバナロケでいい絵もいっぱい撮れてる。K.ブランシェットがいかにも霊媒師っぽくていい。うまいなぁ。殺されたねーちゃんもええね。結局キアヌ夫婦はアレだったわけだけど、真犯人とバディの件はバレバレだったぞ、ビリー・ボブ。ラストは左門豊作状態。製作費1000万ドル。imdb、日本語サイト ▲TOP
ニューラインの悪魔ものが続いた。こちらはM.ライアン製作、スピルバーグの相方でお馴染みY.カミンスキー初監督の正統派オカルトだ。メインタイトルからしていい。数字は重要なキーワードだ。デザインは最近超売れっ子Garson Yu率いるyU+co。W.ライダー、前半は謎解きで後半は行動。時々悪魔に脅されながらもがんばる。悪魔待ちってのがなかなか面白い。映像も手本となるほど不気味。Fixでしっかり見せるし、派手な見せかけがないのもいい。グレート・アンバー・トーン!製作費2800万ドルに抑えたのも偉い。imdb、日本版サイト ▲TOP
マスクか?毒々モンスターか?いや、さるとびエッちゃんだった。くだらなすぎ。笑うとこない。ストーリーもキャラクターもいいし、面白くなりそうなのになってない。退屈はせんが、つまらん映画。デパルマとヒッチが好きなようだが、タランティーノも顰蹙モノだし、カイテルもよく出たなぁ。なんで8000万ドルもかかったのよ?X-MENより金かかってんだぜ!imdb、日本版サイト ▲TOP
泣けた〜。M.ダグラスが娘を見つけたシーンと、ラスト!もう、すばらしすぎ!子供を麻薬から守る=グランドにナイター設備って発想が素敵。じーんときた!黄、青、ハイキー、3つのストーリーはどれも秀逸で映画3本分の面白さ。それが見事に交錯する巧みさ!こんなに画面に引き込まれる映画も久々だな。派手になりがちなシーンも激シブ!P.アンドリュースことS.ソダバーグによるハンディベースの撮影や、ジャンプカットの編集は、俺好みの手法だ。それが、この映画にはピッタリはまってダイナミック!配役も見事。A.アーヴィング老けたなあ。あぁ、もっかい観たい!DVDは買いだ!製作費5000万ドルは泣かせる。imdb、日本版サイト ▲TOP
韓国映画は初めてだ。38度線もののサスペンスってことで期待したのがつまらんかった。所詮うやむやにしたい話なのかも。なんでこの映画がメガヒットするんだ?板門店ってこんなんかぁ?敵味方を超えた男の友情ってことだが、甘いなぁ。単なる遊び仲間じゃん。兄貴って呼び合うのもヘンだし。ヒーロー不在なんだ。ヒロインはいるけど、カワイイだけで説得力ないの。キャラ的には平成ガメラの中山忍より大役なのに。しかも出生の秘密もとってつけたみたいで。imdb、日本版サイト、板門店ドットコム ▲TOP
F.ラングのメトロポリスやブレードランナーの系統なんだが、物語が陳腐なのに長い!85分前後でいいな。フルで動かしとるし、モブは多いしで作画は大変。でも報われない。彩度が低い上、明度まで低い。画調が暗すぎるので眠くなる。環境音も足りないし、降る速度が変わる雪も邪魔。作画レベルが高いのに、そのパワーが吸収されてしまい残念。すげーってカットも特になし(あったかもしれんが見えない)。メトロポリスは国家のようだが都市にしか見えんし、横にどうなってるのか全然わからん。主役もはっきりしないし、ティマに感情移入できない。フィフィがティマの名を知ってたり、ラジオにティマの声が流れたりツジツマもさっぱり。作画枚数15万枚、製作費10億。 ▲TOP
棺の家(1966/10分/カラー)木槌で殴り合うんだよ、もうスラップスティック。コストニツェ(1970/10分/カラー)アニメちゃうやん。 エトセトラ(1966/7分/カラー)これは画法だけかな。退屈。アッシャー家の崩壊(1980/16分/モノクロ) 意外と退屈。やっぱB.プライスが出なくちゃ。レオナルドの日記(1972/12分/カラー)ダ・ビンチのドローイングを動かしちゃう!今回最も気に入った作品。ドン・ファン(1970/33分/カラー)これは人入っとるやろ〜。夜想像2- ▲TOP
オープニングが皮肉たっぷりでいい。ハリウッドにテロを仕掛けるインディーズってアイデアもいい。「テクニックなんて負け犬が使うもんだ」いや〜、S.ドーフがブッとばしてくれる。プレミンジャーですか!栄光への脱出のテーマが聞こえたりして。前半快調、パワー全開快進撃!もう、ゲラゲラ笑えた。特にカキ食うエキストラと、パッチアダムス襲撃。「ディレクターズカット?元から長すぎるんだよぉぉぉ」M.グリフィスの叫び!大爆笑!しかし、6500万ドルの大作「ガンプ・アゲイン」のスタジオジャックあたりから、キツくなったなぁ。映画作りたいんだろ?命賭けってもなぁ、元も子もないような。撮影しかしてねーじゃん?期待した展開とはかけ離れてしまった。製作費1000万ドル。imdb、日本語サイト ▲TOP
製作費8700万ドル、うーん、まさかこの手でくるとは〜!面白すぎじゃねーか。まずハトたちの演技?に驚かされる。さすが元祖ハト使いのリドリー。さて、今回のレクターは「いい人」だ。悪党退治はするわ、クラリスは助けるわ、子供におかずを分けてあげたり、G.ジャンニーニの刑事を食わずに先祖と同じ死に方をさせてあげる親切ぶり。人食いヒーローだな。レクターとクラリスが接触するまではリドリー調全開!と思いきや、一転してギャグと意表をついてきた!G.オールドマンと気付かないほど富豪のメイクがいい出来で、レクターを上回るキャラ、死に様はスナッチしてた。最高にオイシイのは、頭がフタになったセクハラ上司R.リオッタ!ありゃ反則だ、クラシックなギャグだけど笑える!脳みそむきだしにさせたら、リオッタの右に出る役者はおらん。クライマックスを、劇中最もコミカルなシーンで締めるとはさすが。プログラムはデザインがんばってたが、誤字脱字多すぎ。文字校せんのか?imdb、日本語サイト、メイキング ▲TOP
なんでこんな邦題つけたんだか。モス・フィルムのスターリングラード大攻防戦みたいな歴史絵巻でなくて、田舎の狙撃手のお話だが、動物と兵隊を一緒にすんなって。キャストも言語もアメリカ映画っぽいのが難。J.ロウとE.ハリスの狙撃屋日本一対決は見せ場だけど、卑怯なかけひき合戦と裏腹にセコさも隠せない。最前線に三角関係持ち込んだり、チープなラストにも呆れた。なーんて、ドラマはアレだが、絵の完成度は高いっ。時折ポンッ!と見せるロングショットは大パノラマで迫力十分!まさに戦場の情景そのもので説得力あった。スターリングラードの廃墟もいい感じ。タイガー戦車にはがっかりだが、冒頭のメッサーシュミットの機銃掃射(CGI)はカッコよかった。製作費7000万ドル。imdb、メイキング、日本語サイト ▲TOP
新装スカラ座は最先端のええ劇場だ。サウンドも超いい。本編は、もう、めちゃめちゃ楽しい!キャラクターもキャメラも編集も。前作ロックストックより話がちょい複雑だけど、語り口が洗練されててテンポもいい。ガイ・リッチーがやりたいようにやれてる感じ。フラッシュカットのインサートも実に巧いし、凝縮したエピソードを手早く見せる手法は見事。サウンドトラックのアテ方もばっちし。もうぎゅんぎゅんで快適な映画。弾丸くぐりのロシア人にはデザートイーグルで激射!プログラムは、スタジオジャンプにしては力が入っててデザインに凝ったりしてた。製作費1000万ドル!imdb ▲TOP
精神融合で相手の心を探るのはバルカン人ならお手のモノだが、ここでは大掛かりな装置を使う。ちょっとドリームスケープに似た話だが、テクノロジーは進化したってことかな。映像とサウンドが素晴らしく、その画面構成には圧倒された。CGIの使い方もウマイ。キャメラの動きなんかも凝ってる。悪夢のイメージはゴージャス!ガンバルマンみたいな水槽、馬のスライス、腸の巻き取りなど楽しい悪夢が目白押し。ジェニファー・ロペスはいい女。だからって、あの逆悪夢には恐れ入る。製作費3300万ドル。ファンタスティック・プラネットの引用あり。imdb、日本版サイト、メイキング1、メイキング2 ▲TOP
ワーナーの値下げ第1作。冒頭の回想シーンの色がいい。もっといいのはラッセル・クロウ!控えめながら頼れるプロフェッショナル。メグとのラブシーンがカットされたようだが、違和感がないってことは正解だろう。望みを絶たれて絶望のどん底のメグをほっとけない、ヒーロー立ち上がる!って感じ。例によってメグの泣き芝居がグッとくる。身代金交渉なんてムダムダ。人質奪還ミッション強行。これがなかなかリアルで見応えあった!ゲリラもしっかり描かれてるし。エンドタイトルのWesカムの空撮も意味ないけどよかったー。製作費6500万ドル。imdb、日本版サイト ▲TOP
日劇のはずが、運悪く日劇東宝に振り替え。偶然ヘレン・ハントが続いたが、トム・ハンクスの役者魂を見せるための映画ですな。墜落シーンは凄いけど、見せすぎって感じ。しかし、2時間半もかけて語る話にしちゃ、エピソードが少ない上単調。無人島での生活は極限的ってほどでないし、くじらさんの登場でチャチになった。ビデオテープもそんなに丈夫じゃないよ。特に帰国後のパートは気に入らない。この流れでハッピーエンドはないなあ。都合よすぎないか?アイテムの使い方はうまい。天使の翼の箱、懐中時計、特にウィルソンはよかったー。彼との別れはホロリ。製作費9000万ドル!imdb ▲TOP
マルチ商法、ネズミ講?ちゃうねん。助けてもらったら、お礼をする代わりに別の人を助ける。本当に世界を変えたかった少年の発想はいいとこ突いてる。それぞれ抱えてる痛みがヒシヒシ伝わりからこそ、それを癒すことの尊さを訴える、小さくて豊かな物語。泣きました。トレバー君がWCWマニアなのはワーナーだし。スティングやゴールドバーグも出てた。しかし、むこーじゃプロレスをあーやって見てんのか。ミミ・レダー作品だけに、ERもしっかりでてくるし、ルイス先生のダメ姉クロエも登場。そのキャラをそのまま母役ヘレン・ハントが引き継いでいる。難しいキャラながらケビン・スペイシーの巧いこと!教え子のトレバー少年の言葉に動かされるシモネット先生。おぉ、くたびれたアンジー・ディキンスン!もう、涙とまんねぇっす。ラストはミミ・レダー節炸裂。製作費4000万ドル。imdb、日本語公式サイト ▲TOP
人が作った法よりも、神が作った法が上回る。のうのうとはびこる悪党を銃で成敗するアイリッシュの兄弟。ロープ持っててよかったね、兄貴!WWFでも兄弟タッグは人気だ。さらに兄弟と祈りとタトゥーでつながる謎の殺人鬼。映画をひっぱるのは、理解を超えた超キレ者FBI捜査官ウィレム・デフォー。パワー全開だ!犯行はそのままの時間軸で見せずに、後でデフォーが検証して明らかにしていくシーンが見事。しっかり学ぼう地元警察。最後は彼らがヒーローなのかどうかを考えさせるしめくくりだ。なーに、悪党ブッ殺してキモチよきゃいーのさっ。こりゃー続編欲しいぞ。imdb、日本語公式サイト ▲TOP
製作費1200万ドル。ドンパチが凄い迫力。映画は一直線に、冷たく静かな語り口でがんがん突き進む。「いいショット」がいくつかある。例えば、フカンめの引きで暗闇の撃ち合いの場面。パッと光る銃火に浮かび上がる人影。地元ヤクザを破竹の勢いで全滅させる日本ヤクザ。殺伐とした戦争ばっかで収入源やシマが曖昧、あれだけハデに殺し合いが続くのに、警察が出てこない。もう、思うがまま、やりたい放題。こんなんでいいの?ってくらい。そして最後はやっぱり破滅。黒人のデニーがいつもカモられるのが面白い。これが粋なオチにつながる。彼も「弟」なんだな、と。このオチまでとにかくひっぱったわけだ。このデニー、どっかで見たと思ったら、ERでベントン先生にいびられて自殺したインターンじゃねーか。imdb ▲TOP
製作費4500万ドルもかけただけはある。宇宙大作戦のパロディ?確かにエッセンスはあるが、そんな簡単なもんではない!The Adventures of Captain Zoom in Outer Spaceってゆー誰も知らない1995年のTVムービーのリメイクなんだが、本格宇宙大活劇なんだ!手を抜かず、ディールまでしっかり作り込んでる。クダラナイ系じゃなく、立派なSF映画でヒューゴー賞も受賞してるぜ。アイロニカル・コメディとしてのシナリオの出来もかなりのもので、ヒーロー伝説としてはアンブレイカブルなど目じゃない。気分爽快、スミからスミまでたまりません!これだけよく出来た映画って、滅多にない。UIPは、日本語吹き替え版を作って去年の夏休みに全国ロードショーすべきだった!人間の姿に慣れない、サーミアンたちもめっちゃキュート!ミニチュア特撮もVFXも超一流!もちろん、S.ウィーバーの谷間も!「Never give up... Never Surrender!」imdb、UIP版サイト、シネクイント版サイト、ファンサイト:The Questarian、DreamWorks Fansite ▲TOP
配給したケーブルホーグの宣材資料では、原画メビウスとなってるが、これは間違い。メビウスが担当したのは脚色、キャラクターデザイン、ストーリーボード。制作当時、スターログ日本語版でこの映画を知ってわくわくしたもんだ。最初字幕ナシのビデオでちんぷんかんぷん。その後、TVで吹き替え版を見た。日本では初公開ってことだが、たしか東映配給で都内で1日だけ上映してるはずよ。ラルー作品ではファンタスティック・プラネットに比べると、こっちはマイナーだけど、でもいいもんはやっぱいいというか、メビウスのキャラが動いてるってだけでもありがたいのだ。エイリアンやトロンは設定だけだったからねー。キャメラ引き気味のまったりとした動きもいいしね。でもセルBookとか背景で技術的にチープさを感じる。英題:Time Masters、imdb ▲TOP冒頭、ポーランドの成果が出ていい感じと思ったら、おもちゃみたいなCGIのヘリが出てきては興ざめ。死に方が2Dになってあとパーティクルってのも連続性がないし。ゲーム世界の仮想現実って、ニルヴァーナやイグジステンズがすでにあるわけで、徹底してもらわないと。現実との関わりも。マトリックスって逆手本もあるし。だいたいゲームして金貰えるシステムがよくわからん。ラストは尻切れでやだし。1つ1つのショットの完成度は高いけど、斬新なものがないんだ。「ウィザードリイ」の要素に「大戦略」フィールド。20年前にこんな世界にはまったなぁって感じ。懐古趣味だな。コマンドラインインターフェイスは今にすればスタイリッシュに映るだけで新しいものではない。音楽がやたらかっちょいいのと、街がレイヤーになるってのはいい。imdb ▲TOP誕生編っても、物語の展開が遅い上、窮屈な長回しと反転・間接ショットが多くて、謎かけ過剰。B.ウィリスの暗い演技も辛いが、能力に気づくのが遅すぎる。人に言われるまで病気したことないって気づかんとは。ヒーローものとしては斬新。世界一頑丈な男と世界一壊れやすい男との対立の構図もいい。『デッドゾーン』的能力と『ユージュアル・サスペクツ』的サプライズ。画廊の絵はヘタ!リアルならAlex Rossに頼めばよかったのに。製作費4000万ドル中、脚本料が500万ドルだって!imdb、国内サイト ▲TOP
事故は必然ってことが前提のギャグ映画。予知夢はともかく、飛行機事故を免れちゃったからさぁ大変。せっかくデザインされた運命が狂っちゃったからね。生き残ったやつらは座席順、つまり本来死ぬはずだった順番に事故死していく。自分が次に事故死するのがわかってるんだ。どうする?そりゃ面白い!事故が向こうからやってくる。犯人なんていない、事故だもん。死ぬまで徹底的に追っかけてくる事故。世界中の偶然が集まって、強引で残虐な事故死はかなり笑える。「全員集合」の前半の大がかりなコントに、往年のMGMアニメみたいなノリ!何とか生き残ろうと、必死になって事故に注意する姿も、事故から逃げようとするのも面白い。最後のオチも笑った。製作費2300万ドル、アイデアの勝利。imdb、国内サイト ▲TOP
映像は渋めのハイコンでシャープ、時間圧縮の編集もかっちょいい。原題が同じ狙撃者(71)のリメイク、オリジナルで主役を演じたM.ケインも競演で安心。妹の葬式のため、5年ぶりに寅次郎が故郷柴又に帰って来た。音沙汰もなかったヤクザな兄に、堅気な義弟・博は冷たいが、甥の満男は信頼を寄せる。「あの真面目なさくらが酒気帯び運転で事故死なんておかしい」と独自に調査を始める寅。しかし柴又はすっかり変わっていた。タコ社長はネットビジネスに乗り出して今や実業家。昔のままなのは自分だけだ。寅はとらやの防犯ビデオの記録から、さくらがCD-ROMを受け取ったのを見つけた。さくらの部屋からそのCD-ROMを見つけた寅は、iMACを操作してMOVを再生する。そこには源公にレイプされる満男が!それにタコ社長がからんでいた…あとは復讐、皆殺し。そーゆーヘンな映画。製作費4000万ドル。スライvsM.ロークの打撃戦も見物。imdb ▲TOP
太陽のフレアなめで地球にぐぅ〜ン!と始まる。オヤジの仕事はレスキュー好きには嬉しい消防士。いい意味で予想を裏切る展開と、凝った映像表現。現在と過去がつながって、リアルタイムに反映される面白さ。過去をいじってしまったために歴史が変わる。これに殺人鬼と野球がからむ。過去をいじった本人が何の影響も受けずに複数の歴史を共有している不自然さを除けば、話はよくできてる。タバコをやめて肺ガンにならなかったてのはちょっとなぁ。YaHooネタも笑った。制作費3100万ドルimdb、国内サイト ▲TOP
フランケンシュタインやフランケンシュタインの花嫁の監督、ジェームズ・ホエールの晩年を描いたこの映画、そろそろ公開だっけかな?調べてみると昨年からレイト公開中だった。急遽、銀座へ。制作費350万ドルの低予算映画ながら、2つのオスカー(脚色賞、主演男優賞)の他、数々の賞に輝く1998年の映画がやっと公開。ホモ監督ホエールを演じるホモ俳優マッケランの演技を越えた演技が凄い!彼に惹かれるB.ブレイザーも、メイドもいい。同性愛を肯定する自分と、拭いきれない過去、そして救済。フランケンシュタインの物語と一致してくる哀しさもよい。抽象シーンが最後に完成する充実感。つまり全部いいのよ!ムダがない!imdb、国内サイト ▲TOP
キューバ危機を描いた映画ってことで、無視できなかった。同じ原作に基づく1974年のTVドラマ10月のミサイルはNHKで前後編で吹き替え放送された。ExCOMの会議に絞ったスリリングな密室劇で、JFKはW.ディベイン、RFKはM.シーン。当時小学生ながら、手に汗握った記憶がある。今回の映画版は格調の高さ、重厚さ、サスペンスでは及ばない。会議室以外に全体を捉えスケール大きめのエンターテインメント狙い。無理して大作に仕上げんくても…映像もリアルで、状況はわかりやすくなってる。3大ネットワークで事態を国民に告げる直前、「時間がないんだ」とイラだつJFKを、K.コストナーの補佐官が「あなたは大統領だ、みんなが待つ」とリラックスさせるあたりはさすが。制作費8000万ドル。imdb ▲TOP
制作費1億ドルもかけて、ひどい映画。撮影すんの大変だったと思う。でも、苦労は報われず、恐怖感もナシ。不快なだけ。命を粗末にする人たちに同情も感情移入もできない。1人救助するのに、6人が死ぬ。割合わんでしょ。DS9のDr.ベシアなんて、途中で忘れられてるもの。自分の妹だけ助けて目的達成。肺水腫の妹助けて、どーやって帰ったんだ?帰りはもっと大変なはずなのに省略すんなって。ヤマトじゃないんだから。クリフハンガーやアイガーサンクションには遠く及ばぬ。imdb ▲TOP | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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