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物語は、都合よく、しかも疑問点をいくつも含みながら、おかまいなしに進行していく。でもそれらはラストのオチで一気に解決。スタイルとしちゃーユージュアル・サスペクツかな。怒る人もいるかもしれんけど、わしはおっけ〜だね。え〜思いさせてもらったって感じ。カイテルとデフォーは最後の誘惑以来っすな。まさかデフォーの「雨に唄えば」が見れるとは!ミラ・ソルヴィーノもホント、いいね〜!まさに、オッサンにとっては天使かも。 ▲TOPすっかり寝てしまった。ってことは…平板でポイントが曖昧で、ビジュアルも弱い。物語のスケールもTVの域を出てないし、かと言って、マニアックなサービス精神もなく、劇場用作るまでもないなあ。TVの総集編にしないだけマシだけど、かえってその方がクォリティは上だろう。氷原の崩れFXはなかなかよかったけど。 ▲TOP宇宙家族ロビンソンはモノクロの頃からリアルタイムで見てたもんね。でも、すっかり変わった。すべて今風!(笑)どっちかっちゅーと宇宙家族ロビンソンのパロディな趣。でも、G.オールドマンのドクター・スミスはいかん。違うでしょっ!ロビンソン博士はじじィで頼りないし、ウィルはまぬけ顔で賢く見えない。ジュディはTV版よりオッケー、ヘザー・グラハム!ペニーも今風でキャワユイ!フライデーは愛嬌がないの。ちょっとスペース・オペラ風で、最初のバトルはスターウォーズ、ジュピター2号の発進は新早乙女研究所みたいでびっくり。SFXがリッチすぎない?CGIのプロモーション映画だね。 ▲TOP
絵に描いたようにありきたりな作品。とにかく、新鮮な映像も斬新なアイデアもなく、ぬるいストーリーと内容のない冒険、先の読める展開、魅力のないキャラクターと申し分ない。これ系じゃ、アフリカの女王やロマンシング・ストーンがいかに素晴らしかったことか。断崖絶壁からのダイブを横位置大ロングで見せるのはお約束か?アン・ヘッシュは本来いい女優なんだろうが、キャリアから早く忘れたいだろう。 ▲TOP
カネ払った客を存分に楽しませ、絶対損した気分にさせないイベント・ムービー。同テーマのディープ・インパクトを遙かに凌いでる。脚本の段階から、娯楽の要素を満載し、計算された贅沢な作り。秀逸な導入部から英雄たちの帰還まで、マイケル・ベイのハイ・テンションな演出が150分飽きさせない。ショットをさらに分解してモンタージュするアップテンポな編集、緻密なSFX、感動的なビジュアル、大迫力のドルビー・デジタル・ミックス… ▲TOP
デンマークのオーレ・ボールネダル監督、「俺、ボールねだる」かと思った。自ら自作「モルグ」をハリウッド・リメイク。但し、脚本はS.ソダバーグがリライトしている。恐怖映画を期待したんだけど、全然怖くないの。ストーリーが練られた普通のスリラーですな。モルグって、モルグ街でなくって、屍体安置所。だったら、もっと怖い要素いっぱいあるでしょうに。シリアル・キラーものとしてもおとなしめだけど、ディメンション・フィルムなんで、許そう。タイトルはカイル・クーパー。 ▲TOP
珍しいイタリアSFだけど、こりゃ傑作。テクノロジーは進化しても、宗教は普遍なの。アジア的文化とデジタル文化のMIXが面白い。しかも未来都市とゲームの世界、倍楽しめます。なんか、クーロンズ・ゲートぽいかな。眼球は売ったものの、ZONYのColorEyeが買えなかったハッカー、ジョイスティックもいいけど、眉の上にメモリポートのある青い髪のハッカー、ナイマもこれまたイイ。C.ランバートがオコサマスター社のサーバに侵入するシーンなんか、わかりやすいビジュアルですなぁ。そしてこの映画でもまた、記憶が重要なアイテムになってます。劇中のパソコンはMAC OS7と見た。 ▲TOP
クロウに歓喜して以来、闇のビジュアリスト、アレックス・プロヤスの新作をどんなに待ちわびたか!もう、ヤツは天才的だ。見たかった映像(でも見たような)が次々に展開される。とても相性がよい。書き変えられる記憶、変身する都市、Dreamcast?殺人事件に端を発するフィルム・ノワール。フリッツ・ラングのメトロポリスを背景に、ブレードランナーのレプリの記憶で味付け、クライマックスはキャリーやスキャナーズを上回る超能力バトル!W.ハートの刑事だけが目にした都市の正体、そして、新たな都市の創造、海と太陽。シェルビーチの想い出。今年最高の映画だ!そろそろ0時、チューンの時間だ、インプリントしなきゃ。 ▲TOP
もしかしたら、コーエン兄弟の最高傑作かも!役者もみんな好演!コーエン・ワールド大バクハツ、ヘンなキャラ、妙な絵が織りなす一大創作絵巻お笑い編!A.パーカーの引用もあり!タイトル・ロールと同名なために事件に巻き込まれる主人公、リボウスキ、いやデュードはまさにJ.ブリッジス!自分の世界にはまってるリボウスキもソートーヘンだが、これでもイチバンマトモなヤツだ。J.グッドマンは、相方デュードと絶妙のコンビ。これにブシェミがからめばレツゴー三匹だ!さらにはJ.タトゥーロのジーザスなオマケ付き! ▲TOP
アリの顔を見分けることは、普通の人間には不可能だけど、この映画は違うゾ!アリたちのキャラクターが実に多彩で、表情も豊か。特に目元、口元の微妙な芝居がすっごい、いい。アレン、ストーン、バンクロフト、ハックマン、スタローン、ウォーケン、そしてエイクロイド!デザインも演技もすばらしい。おいしいとこに満ち、無駄のない脚本。内容的にも映画のツボをぜ〜んぶ押さえた傑作だぁ。もう、涙ポロポロもんでっせ。映像的には対比の面白さ、CGIのモブシーンも留まるところを知らず! ▲TOP
タイトルは踊る大紐育から?あ、TVシリーズの劇場版だったのね。でも特番並のスケール。それにしても劇場の混みっぷりは異常なほどだ。柳葉は笑いをこらえてるみたいに見えるし、小泉はごっつのみすずちゃんみたいだし、笑っちゃうよぉ。肝心のクライマックスもこれじゃ、コント。前半が面白いだけに残念。事件そのものより群像劇として楽しもう。経費削減もいい。モニタはSONY、液晶はSHARP、NOTEはInfoseekのステッカー付きThinkPad、レクター小泉(笑)はPowerbookG3!プロバイダは、azahi-net、se-net、4webなどなど。劇中サイトwww.redram.or.jpは、シャイニングですな。MARDERの逆綴り。天国と地獄なんてオリジナル通り、パートカラーになってやんの! ▲TOP
驚くべき発想の脚本はガタカのアンドリュー・ニコル。実現性はなくても現実的なのがいい。馬鹿馬鹿しさを超越して、特異なシチュエーションが生み出すお伽話。トゥルーマンを外に逃がさない工夫とか、番組内CMとか。それぞれの思いも異なる、番組世界・制作する側・視聴者の対比も面白い。ごしゃごちゃしないでうまくまとまってる。ジム・キャリーはかつてのジャック・レモンを思わせる名演ぶり。神がかったエド・ハリスもかっちょいいっす〜。最近、無駄に長尺が多い中、逆に117分とは短かく思えるなー。意外とあっさりしすぎなのよぉ。もっと見たいし、これだけの設定をもってれば、例えばローレンのエピソードや、ラストの対決はもっと膨らむでしょ。 ▲TOP
最初のカットからして、すんげぇ長回し!これがクレーンショットかと思ったら、店の中まで入って縦横無尽に動きまくる!すげーすげー!ステディカムを多用して、感情移入しやすい70年代ドキュメント風。キャラクターがとっても身近かだ。ドロップアウトした人間がアンダーグラウンドな世界で脚光を浴び、落ちぶれる!この世界の住人たちがまたいい!映画製作のチームってぇのが、家族的まとまりで魅力的。時代は流れ、彼らも適応せざるを得ない悲しさ。エピソード盛り沢山で見応え十分だけど、尺も長い。いい椅子でないと疲れるぞ! ▲TOP
タイトルはなかなかかっちょいいけど、予告に騙された感じ。ストーリーは粗筋がご都合主義的に運び、出番を終えたキャラは次々と殺し、足りなくなったら新しく補充する。窮地に陥った主人公をサポートしてくれるお人好しな人たちは物語を補充し合う。自閉症の子供がリアルで生々しいだけに、惜しい気がする。もっと描くべきことがあるだろうに。 ▲TOP
ノリは東映セントラルフィルムのプログラム・ピクチュア。でも、なんかシーンの間が悪いフシギ映画。セリフは極端に少なく、話は単調でベタベタ。しかも弾使いすぎだ(笑)仏像とか、死の刻印弾とか、キモイ。ダニー・トレホはもっと使ってほしーぞ。でも渋いオジサン、チョウ・ユンファの鼻の頭を赤く染めれば花紀京に似ているので大目に見とこう。でもやっぱし!ミラ・ソルヴィーノがキュートさが映画を支えてるな。 ▲TOP
新作ビデオの編集版真ゲッターロボ以外はぜ〜んぶ、公開当時に劇場で観てるんだな。しかもLDだってあるし、セリフまで覚えてる。なんで?そりゃ〜、パンテオンの大スクリーンで一挙上映しかもニュープリだもの。ゲストも多彩で永井・石川・桜多のダイナミック勢に加えて小松原さんまで登場。マジンガーソングを歌いまくる水木一郎を久々に見たが、一層パワーアップしてた(笑) オールナイトの様子もチェックしようぜ! ▲TOP
オープニング・タイトルは、カイル・クーパーとイマジナリー・フォーセスだ。燃えるZのロゴは、そのままアルギンのCMに使えそう。典型的な娯楽映画で、その手の要素はテンコ盛り。復讐・血縁・師弟・NEW AGE。セットも予想以上に作り込みに予算をかけてて、贅沢感もある。特にクライマックスの舞台となる金鉱のセットは超スゴイ。バンデラスもカッチョイイし、ヒロインもキレイでよい。 ▲TOP
ハンディカムで速い動きのものをシャッタースピードを上げて撮影してみよう。モーション・ブラーのない映像が得られるはずだ。監督スピルバーグと撮影監督ヤヌス・カミンスキーは、この手法を巧みに取り入れ、全編の9割に及ぶハンディ・キャメラ映像に威力を発揮させている。手足がちぎれる!ハラワタが飛び出す!文字通り血の海となった波打ち際。リアルな戦場を見事に再現している。田宮の1/35シリーズ世代は特に楽しめる。88ミリ砲が出てこんかったのがちと残念。かわりと言っちゃなんだが、ジュラシックのT-Rexを彷彿させるタイガーI型戦車の恐怖もたっぷり。こーゆー見方はフキンシンと言われそうだが、ドラマが曖昧だから映像を楽しもう。現代のシーンはいらんから、その分尺削れって。 ▲TOP
生前の黒澤明は言ってました。「グリードを見なきゃダメだよ」と。この映画、リヴァイアサンやデプスみたいな深海ホラー系ではなく、あくまでトレマーズなノリなのが嬉しい。プロットはB級でも、仕掛けは意外と金かけてます。久々のT. ウィリアムスはハン・ソロですな。ヒロインが泥棒ってのも異色。この泥棒がファムケ・ヤンセン、相続人に続いての登場。でも主役はやっぱり、R.ボッティンの軟体クリーチャー、海のデッドリー・スポーン!いかにもジンガイが気味悪がるデザインだし、生き物っぽくていい。全身のショットなんか壮観ですわ。ラストの船のバクハツも凄〜い!さらにオマケもたまんねぇ〜(笑)しっかし、邦題グリードって何やねん!シュトロハイムに失礼やんか! ▲TOP
うーん、凄い映画だ。なんか、わけわからんうちにハナシがどんどん進展していくぅ〜。いろんな偶然が次々に重なって、成り立つプロット。その偶然をひき起こすのが、グリシャムにしては珍しくおバカな弁護士ブラナー氏。法廷シーンはほとんどなく、アルトマンらしく、妙な人物たちの群像なのだ。映画の後半、ふとこの映画の邦題を思い出した!ありゃ、だったらこの邦題まずいじゃん!でも、そんなことを忘れさせるストーリー展開の面白さ。ギャグの味付けもさすがだし、連続ドラマをまとめて見る趣き。アルトマン映画はチームワークがよい。裸足のデュヴァルがイイっす。T.ベレンジャーも出番少ねぇな、っと思ったら… ▲TOP
タイトルはシャレてて、なかなかGood。イキのいいモーションタイポ。巻頭のスティード登場はフライング・ハイみたいで笑える。しかし、本編はつまんねぇ〜、眠っちまいました。なんでこー人物がお人形さん的になるかねぇ。おしゃれすぎて人間味がねぇこと。せっかくのウマ・サーマンも、出てる、ってだけ。そのライバルはってぇと、ウマ・サーマンしかいないし。お天気の魔術師ショーン・コネリーの悪役も、マジメなのかオトボケなのかよくわからんし。お天気攻撃も、国家に打撃を与えるものではなく、見た目ハデそうなだけ。いろんなアイデアも散漫でまとまりなく単調だ。 ▲TOP
新生フロリダスタジオ第1作は、上出来!ムーランのキャラがスーブー系で好きになれないけど、男になったところがカッコいい!ってことが前提だったのか。まぁ、他のキャラもみんなつり目だけどね。イヌのデザインは浮いてるけど、ヨーダみたいなババアは実にいい。ムーランを取り巻くサブキャラ達は親しみやすく、特にドラゴンとコオロギのコンビは絶妙。ムーランが髪を切るシーン、訓練のシーン、そしてCGIとはわかっていながら騎兵のモブシーンは超素晴らしい!息を呑むよーなキャメラワーク、伏線を生かしながらのテンポいいストーリーテリング、さすがディズニー・ブランド。白蛇伝も参考にしたんだろーなぁ。ロトでもCGでもない手描きの味が沁みるぜ〜。エンドクレジットも凝ってるよ。 ノッケからPEPSIやReebockなどのロゴが入った火星探索船の登場で「イケルぜ!」と感じさせる。2とは言え、かなり面白い。この手のBテイストなSF映画はたまんないなぁ。やっぱ、侵略モノはいい!目的が明確だし。アメリカの英雄となった宇宙飛行士が、帰還早々コーマンしまくり。しかも最初は3P!(笑)。みるみるうちに、できた子供が数十人(笑)。今回もギーガーのデザインによるエイリアンが登場、もちろんポコチンもギーガーしてる。S.ジョンソンのイフェクツはもちろんだけど、吹っ飛んだ頭部が再生する様子をキャメラが回り込みながら見せるCGIはなかなかのもん。CGIと言えば液状エイリアンもいい感じ。エイリアンの出産シーンは、エクストロ以来の衝撃度。エイリアン同士の交尾も大迫力、エンディングは定石通り。3で会いましょう!最近気になる俳優、ジェームズ・クロムウェルもいい味。 ▲TOPめっちゃ混んでたぁ〜!低予算を逆手にとった見事な設定。それに尽きる。S.キングがTV用に書き下ろしそうなネタだあけど、何で今まで誰も思いつかなかったのかねー。でも、もっとトラップがいっぱいあれば楽しいのに。トラップが見破れるようになった途端緊張感が減っちゃうよ。そのぶん人間が怖くなるんだけど。シーンの関連性や物語上の辻褄など、低予算だからって許されるものではない。まぁ、今回は大目に見るけど(笑)ドラマが薄いので、もっと起伏をもたせるべきだね。数学は苦手だ。なんか、キツネにつままれたみたいな感じ。脱出劇はわかりやすくしてくんないと。アイデアがいいだけに残念。ラストはモロTHX-1138。 ▲TOP
監督がドン・ブルースだけに、あまりにも正攻法なロトスコープ・アニメにちょっとがっかり。実写のトレスぢゃ、仕事としちゃつまんないよな。これは超古典的技術だけど、映像は絢爛豪華。アニメとしちゃ超大作。特に画面の質感やリアリティの表現はすごいものがある。とにかく細かい所まで手が行き届いてる。モブ・シーンやミュージカル・シーンもふんだんで、たまんないほど観応えあるけど、メインの芝居はちょっと動かしすぎかな。止めるべきところは止まっててもいいのに、演技過剰かも。船のコマ伸ばしと汽車の煙は気に入らないなぁ。透過光を使わず、早い動きでも残像(モーションブラー)を描かないのも特徴的。あとは、ストーリーの構築さえきっちりできてればなぁ〜。話が短絡的で、どこがミステリー?でも、いい芝居やシーンもたくさんあって、特にキャメラの回り込みはゾクゾクモノ。サイトはこっちの方も見よう。 ▲TOP
リュック・ベッソンの脚本・製作によるプジョー映画の決定版?プジョーが好きで、ベンツなんか!って人向き、つまりフランス国内の反ルノー陣営に向けた映画。それだけじゃー商業性が低いと見たか、フランスのドイツへの対抗意識でナショナリズムを訴える。アラン・プロストをとことん敬愛し、F1でのシューの活躍は面白くねぇ!ってとこか。カーチェイス映画としても稚拙で、ローのPOVして車ぶつけりゃいーってもんぢゃないのよ。映画としては、珍しいくらい駄作。 ▲TOP
冒頭に時代背景、50年代西の都ハリウッド。進行上とても重要。でも時代背景にはお金かけてないなぁ。頭のいいやり方だ。次に登場人物の紹介。物語上、とても重要。そして横に広がらず、奥が深〜い事件。どんどん発展していき、「え〜!そ〜なのぉ〜?」なんて場面に何度も出くわす。物語の新たな展開を示唆するタイミングや、いくつかのヒントの配置も巧み。エドとバドのキャラクターはゴッドファーザーのマイケルとソニーを思わせる(映画全体が実はそれっぽい)ほど明快ながら、それぞれ変化を遂げ、意外なオチまで用意してある。キーワードは「ロロ・トマシ」だ。作りは雑ながら、Flashのプレビューを見ると、映画の雰囲気が味わえたりする。 ▲TOP
先生役で、デビッド・ワーナーがゲスト出演しててびっくり!ところが700円もするプログラムの編集者は彼を知らないのか、「デイヴィッド・ウォーナー」としていた。誰やねん、それ!無理矢理カタカナにしてやんの!さて、スクリーム2は期待を裏切らない出来。またまた映画フリークをFineにしてくれる。誰が犯人かは重要ぢゃないよ。恐怖のパターン(=お約束)を楽しもう!開巻からタイトルまでがこれまた素晴らしい!前作の事件が映画化され、その試写会なの。長年ホラー映画追っかけてきて、ホントによかったっす。基本はハロウィンなんだね。続編論争なんて、映画ファンならまず身に覚えがあるよね。その度にゴッドファーザーPART2で決着が着くあたりも!また、シリアルキラー映画が与える影響と現実の殺人との関連についても触れてる(前作は酒鬼薔薇事件で公開延期になってるしね)。映画が悪影響を及ぼすってぇなら、WEBはどうなの?殺人を誘発するのはむしろ…なんてメッセージが見え隠れしている。 ▲TOP
注目のお笑い映画。スパイは昔っからネタにされやすい題材だけど、カジノ・ロワイヤルやトップ・シークレットと圧倒的に違うのは、マイク・マイヤーズのノーテンキ芸バクハツしまくりで持っている点。パロディとしてはベーシックで、ザッカー兄弟には及ばないけど、見るとやっぱり笑っちゃうもんなぁ。しっかり作り込んだ映画だから。悪人の下っ端横道ストーリーや絶妙股間隠しなど、ワシ好みのネタもGood。オープニングもイケてるし、アイキャッチも楽しい。アシストするエージェント、リズ・ハーレイもすっごくイイのだ。フェムボットのシンディちゃんの出番が少ないのが残念。WEBには99年に公開される続編サイトができてる。 ▲TOP
観て損はない安定さを誇るシリーズとなった。のっけから75周年記念でCGIになったWBマークが火を噴いて、今回も最後までたっぷり楽しめる。ハデすぎる仕掛けは減ったものの、その分アイデア重視ってわけで、シチュエーション・コメディの要素も増えた。とにかくサービス精神が旺盛で、タイクツさせない。リッグスのキャラも1作目の面影もないが、作り手もそれを逆手にとるという巧妙さ。リッグスに子供が出来て再婚だなんてね。マータフもおじーになっちまったし。リー・リンチェイは、まさに少林寺に毛が生えた悪役だけど、これがまたイイ!今回からの新レギュラー?も加わって次回作も期待できるぞ。 ▲TOPスクリーム・シリーズで再浮上したW.クレイヴン製作のサービス満点ホラー!ヒロインの職業が宝石鑑定士ってぇのも凄いけど(この設定、ハナシのきっかけにしか役立たない)、華奢な体格に似合わねぇスポーツ・ウーマンぶりで、クリーチャーと対決する。恐怖顔でオーディションにパスしたんだろうなぁってくらい凄い表情を見せてくれる。そんなコトより、久々に特殊メイクとクリーチャーFX(いわゆる作りモノ系)が山ほど見れるのが楽しい。特に、ボッティン風物体Xな仕掛け満載で、グチャドロ、バックリ好きにはたまらんなぁ。まぁ、デジタルFXもあるにはあるが、ここはひとつKNBのパワフルなスピリットに拍手です。 ▲TOP
最初の映画館体験、それは4歳の時の地球最大の決戦だった。J・ランディスにとっての七回目の航海みたいなもの。あれから34年…エメリッヒとは肌が合わんとわかっていながらも…思ったとおり、一見大袈裟なようで、中身はチャチな仕上がりになってる。出だしは使い古しのチープさ、いきなり来るがいいじゃねぇか。上陸してからしばらくは足しかみせないとか、ビルの崩れとか、いい感じだ。動きも含めてデザインは怪獣っぽくてイイ出来。プロポーションはイミールに似てるけど、SFXもナイスなショット作ってる。こんないい素材と技術がありながら、怪獣映画のスケールで描けないのは情けない。何でずっと雨降ってんだよぉ、ごまかしっこなしだぜ。ビル間を飛び交うヘリはブルー・サンダーで研究すること。魚雷は何だったんだ?ヘリから逃げ切れるのに、何でタクシーとチェイスしてんの?登場人物も、オードリーちゃん以外は最低だぜ、特に市長!こーゆーのが出てくるから眠くなっちゃうんだよ。 ▲TOP
悪魔が接触によって人から人に乗り移るというアイデアの見せ方は面白い。効果的だし、わかりやすい。デンゼル・ワシントン、ジョン・グッドマンなどに加えてドナルド・サザーランドをキャスティングしてるあたりが気が利いてる。撮影、特に色設計もよかった。でも、2時間もたせるにゃ〜内容が足りないっす。途中でネタバレしかかったらテンポを早めるとかしてほしかった。100分以内におさめるべき作品でした。 ▲TOP
コレクターなんて邦題つけるから、てっきりR.ワイズのコレクターのリメイクかと思ったら大間違い。原題はkiss the girlsっての。犯人像からするとサイコキラーものだけど、それらしい背景はないし、プロファイリング中心なわりにぱっとしない。主役のM.フリーマンは、もろR.K.レスラー風のプロファイラー捜査官でポルシェを乗り回す有名人。いくら、姪が巻き込まれたっつっても、地元警察や親友のFBI捜査官を出し抜いた単独行動に走る動機付けにはならない。しかも犯人の元から命からがら脱出した女医を連れ回すとは…。ジャンプカットで繋ぐ編集は好みだけど、あとは無理がありすぎて映画としては楽しみ辛い。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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