February 09, 2013

Toolkit for CreateJS

HTML5とか全く興味ないんだけど、Toolkit for CreateJS面白い。なにが面白いって、やたらと長いネーミングのことではなく、狙い通りのムービーにならんこと。まずは検証用のSWFを作ってみたよ。

んでこれをToolkit for CreateJS(ネーミングながくね?)でパブリッシュしてみるとこうなった。バージョンは1.1。
Flash CS6の出力パネルにいろいろ警告が出たけど、アニメーションの再現性は良好。iOSだとこっちだけ見えるわけね。でもやっぱりなんかヘン。見た目、色が違うし。出てくる警告で、Toolkit for CreateJS(ネーミングながっ!)のパブリッシュにはいろいろシバリがあることがわかった。

  1. クラシックトゥイーンのレイヤーには別のインスタンスをおけない。複数のトゥイーンスパンが同一レイヤーにあってもOK。
  2. インスタンスのカラー効果はサポートしない。でもアルファはOK。
  3. カスタムイージングはサポートしない。でもイージングはOK。
  4. クラシックモーションガイドはサポートしない。
  5. 3D変形はサポートしない。
  6. マスクはシェイプ以外はサポートしない。
  7. 放射状グラデーションの変形はサポートしない。
それと、禁じ手ではないけど、どーなっても知らないよって部分もある。
  1. ボタンはムービークリップになる。言っとくけど機能はしない。
  2. 静止テキストは問答無用でダイナミックテキストになる。
  3. フィルタのぼかしと光彩は高負荷だよ、念のため。
  4. インスタンスの変形点を変更すると、予期しない結果になるかもよって…。
見た目がヘンなのはサポートされてない機能を使ってるからなんだろうね。でも、これらは目に見える部分。実は目に見えないところにも罠が潜んでいるんだぞ。

それはビットマップ。光線と爆発はグレーで描いたシェイプをビットマップ変換してるんだけど、Toolkit for CreateJS(ネーミングながすぎ!)でパブリッシュするとimagesフォルダにPNGで書き出される。このPNG、ライブラリにあるオリジナルなPNG-32のデータだから結構重いのよ。SWFだとjpeg圧縮でビットマップのサイズは20%くらいまで減量できるんだけど、Toolkit for CreateJS(ネーミング長いっつーの)そんな気の利いたオプションはない。ライブラリからスッとコピーしてくれてる感じ。試しにimagesフォルダん中の17KBのpngをPhotoshopで開いてPNG-8(8色)に変換したら1KBになったよ。

Posted by A.e.Suck at February 9, 2013 01:24 AM