2022, 91min. 2.39 : 1 TOHOシネマズ新宿 S11 ★★★★
90分だけど7章立て。金塊、SS、絞首、復讐、荒野、バイオレンス、マカロニ風で後発のドイツ映画『ブラッド・アンド・ゴールド』に似た要素が揃ってる。こちらも不足なし。ロシア兵300人殺しの殺戮ジジイ、アアタミ・コルピが掘り当てた黄金をSSに奪われた上、絞首される。でも死なない。ほんとに不死身なんかよ!死のうとしないからだと。体から破片を取り出すの痛そうだった。彼を怒らせたSSは悲惨な目に。最後の最後までセリフしゃべらんのに、どのシーンでも強烈な存在感ある。フィンランド北部の荒涼感がいい。歩いてるだけで絵になる。劇中のキルカウントは14人。地雷原のシーンよかった。SS中尉が若い兵士に歩かせるの。人体バラバラで吹っ飛ぶ。でも粉々になった馬はかわいそうだったなー。姉さん6人組もカッコええ。奪ったトラックで並走してナチをブッ殺す。ベドリントン・テリアのウッコはアアタミ役のヨルマ・トンミラの愛犬スーロだって。P-38で狙い撃ちされ、手榴弾つけて走らされ、無事でなにより。製作費600万ドル、USはR、日本はR15+。惹句は「ツルハシ1本でナチスを討つ」
投稿者 A.e.Suck : November 2, 2023 07:08 PM