クラウド・ファンディングのリターンで初日に観た。脚本・監督の澤田サンダーの商業映画デビュー作。新幹線で旅行する話じゃないよ。まず、SEがすげえ。モノクロに合う。いい映画だった!お話もストーリテリングも好み。田舎町で起こっていること起こりつつあること、起こったこと。丁寧な演出の積み上げが気持ちいい。不動産ブローカーの父ととばっちりで気の毒な娘のお話が、顧客側3人のサイドストーリーと合流。特にお父さんよかったー。自転車の二人乗りは昭和かよ?みたいな。でも跨いでたな。坂道の長回しはよかったなあ。奈々ちゃんが最後にやっと笑顔、これ大事。『戦メリ』のハラ軍曹の笑顔、、、いや、『バードマン』のサムだな、いいラスト。