イスラエル・イギリス・ドイツ・ポーランド・ルクセンブルク・フランス・ベルギーの合作だけど撮影はアメリカ、言葉は英語。「泰平ヨンの未来学会議〔改訳版〕」が原作。コングレスは地名でなく会議の意味。47歳のロビン・ライトの正面CUからゆっくりTBし、ハーベイ・カイテルの声が被るいいショットで始まる。背後に見える空港、家はDC9の格納庫。ロビン・ライトがとてもイイ!さらにダニー・ヒューストンが加わって、44分の実写パートは面白い。中でもハーベイ・カイテルがロビン・ライトの表情を引き出すスキャンシーンは見せ場。20年後、5分の実写(唯一アニメ合成)を経て、薬飲んでアニメゾーンへ。アニメパートはフライシャー兄弟やバクシの「クールワールド」へのオマージュ、「パプリカ」の影響がある。うまい芝居もあるけど、全体的にぐにゃぐにゃで気持ち悪い。主線がやけにギザギザしてたり。60分弱のアニメパートは眠かった。バジェットは34,148,170PLN。
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投稿者 A.e.Suck : June 24, 2015 07:47 PM