ユニヴァーサルのロゴが出るけどフランス映画。元ネタは「アウターリミッツ」の「狂った進化」。アウストラロピテクスのルーシーとスカジョのルーシー、何その対比。ガゼルと豹の比喩は遊びすぎだが、ルーシーが台湾マフィアに拉致られる最初の20分は面白かった。腹にCPH4埋められたルーシーは運び屋に。体内にを隠すのは古くからある香港マフィアの手口。壁にでっかく「清潔保持」って書いてある監禁部屋で体内にCPH4が放出、10%越え。オカンに別れを告げて人間やめる決心してミュータント化。ライブラリ映像のインサートが滑稽なモーガン先生のインチキ科学映画とカットバックしつつ、残りの70分はベッソン版「ウルトラヴァイオレット」。無意味なジンバル、無意味なカーチェイス、無意味な銃撃戦、無意味なパリ警察の警部。脳に100%アクセス達成で肉体も時間も超越、なんじゃこりゃ。一部、ソニーのCineAlta F65で4K撮影、ILMがVFXを担当したりのトンデモ映画。製作費は4000万ドル。USはR、PG-12。
投稿者 A.e.Suck : September 1, 2014 08:03 PM