鳥、虫、けもの〜、草木、花〜、せっかくプレスコだけど、音がなくても観れる映画だった。この映画が見事なのは、1人のアニメ作家が10年かけて作ったんじゃなく、大勢で描き、2年で作ったこと!画面の情報量は少ないようで実は通常のアニメで表現しにくい情感が入ってくる。簡単に言うと作画が凄いの。作画と塗線作画だって。原画も動画も大変だわ。手間もかかってるけど、その価値はある。特に線は色がなくてもいいくらい憧れる。姫と捨丸は似せにくそうで、ガラッと顔が変わったりするけどこのタッチだからもってる。背景がアオリなのに真横顔でひっかかったり、急に「ウマッ!」ってシーンになったり、ダイナミックなアクションになったりで見応えあったなー。絵描きとしてはたまらん映画だ。かぐや姫はハイジとか言われてるけど、繊細だったり力強かったりでヒルダだね。テーマはフェイクと向き合うこと。製作費50億円とか作画枚数50万枚って冗談だよね?
投稿者 A.e.Suck : December 1, 2013 11:55 PM