YouTubeでティーザー見てワクワクしてから4年、750万ユーロ(7.5億円)で完成したフィンランド映画。月の裏側に潜んだナチが新兵器で巻き返しに出ようとする「海底軍艦」みたいなプロット。「スター・ウォーズ」や「博士の異常な愛情」なシーンもあって楽しい。鋭い風刺で笑わせるけど、ドラマ部分が安っぽくてコントみたいだなー。主役の月面ナチスはたまらんね。先端行ってたドイツ軍、銃もMP-40やP-38ベースだぜ。ツェッペリン型母艦がめっちゃカッコイイ。次々とハッチが開いて発進していくUFO。迎え撃つのはA-10とF-22!夢のドッグファイト。レトロ・フューチャーな月面帝国軍に対して、米国を中心とした地球艦隊は超SFメカ。スターフリートと違って国ごとに独自のデザインでがんばってた。その前に立ちはだかる超巨大なメカの塊、神々の黄昏号!月面ナチス弱い…艦隊戦もっと見たかったな。月面帝国で上映されてる教育映画が「チャップリンの独裁者」の10分バージョンってのがいい。レナーテがNYで全長版(編集が粗いw)見て受けたショックは計り知れない。そうそうレナーテがヒロインしててカワイイ。あと存在感薄いけどウド・キアさすが濃い。日本はPG-12、USはR。
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投稿者 A.e.Suck : October 1, 2012 11:52 PM