「12モンキーズ」のような時間逆行ミッション、でも死人の生前8分間に置き換わるのは斬新。「ラン・ローラ・ラン」のような反復の度に並行世界が別の展開になる面白さ。過去の爆破は阻止できないので犯人を見つけるミッションなんだが、8分で見つけるのは大変だ。ジェイク・ギレンホールは受け身のパシリキャラにピッタリで、必死な演技がハマってる。自分が望んだ最期のミッションはクライブ・オーウェンばりにカッコよく感動的な展開。反復の蓄積でとっととミッションをクリアして、死ぬ前にすべきことを見せてくれる。みんな笑顔のストップモーションがイイ。ダンカン・ジョーンズの監督もピッタリだが、彼が付け足したもうひとつのエンディングがなくてもいい映画だったはず。電話の声がスコット・バクラだったのは、リープの設定が「タイムマシーンにお願い」の引用ってことでカメオ出演したと。なるほど。US版ポスタ−ではオートマチックを持ったギレンホールはだが劇中ではリボルバー。クリスティーナの着メロ、聞いたことあるなーと思ったら「月に囚われた男」のサムの目覚ましと同じ「The One and Only」だった。製作費3200万ドル、USはPG-13。
投稿者 A.e.Suck : November 1, 2011 10:45 PM