2010, 94min. 新宿バルト9 S5 DLP ★★★
サンタモニカの中堅VFXプロダクション、ハイドラックスが自主制作した映画。監督はハイドラックスを創立したストラウス兄弟。外部から口を挟まれることなくやりたいように製作できてよかったね。AVP2では苦い思いをしたんだろうなあ。低予算だけど安っぽさは感じない。実景へのコンポジットが基本だからスクリーンに十分耐える。侵略映画としては満足。バジェットは実写パート50万ドル+VFXパート1000万ドルだ。プログラムで100万ドルになってるのは多分翻訳ミス。監督の自宅マンションでRed One撮影、クルー20人。民間人の主人公視点で語り、マンションから決して出さない。侵略は手際よく、一切コミュニケーションをとらないので好感が持てる。破壊行為はなく人間収穫に徹してるのもいい。2日めの米軍との空中戦はイマイチ。ミサイル浴びせるだけでええやん、当たればでっかい母船エイリアンも倒せる!センチネル型エイリアン、素手でボコボコ。続編作る気満々の幕切れだが、やっぱ作るってさ。USはPG-13、日本はPG12。
投稿者 A.e.Suck : June 20, 2011 10:30 PM