2011, 110min. 新宿バルト9 S9 DLP ★★★
字幕で観た。エンジェル ウォーズは言いにくい、サッカー・パンチでええのに。ザック・スナイダー初のオリジナルは、ヤツの妄想絵巻だった。画期的な幕開きから一切セリフのないイントロ、最初の20分はすげえ!DVD買わなきゃって思っちゃった。非現実は二重構造、ダンスを踊れば壮絶な戦いのCGI世界。最初は何じゃこりゃ?って思うけどすぐ慣れる。日本の寺院、第一次大戦、中世、どこかの惑星。これらのファンタジー世界に必然性はなく、ただ監督が好きなだけw。それでいいんだよ。幼稚だけど、すっげー共感できる。幼い頃、折り込み広告の裏に描いた壮大なラクガキなんだもん。大魔神、B-25、複葉機、飛行船、ヒューイ、ヴァーミスラックス、ドイツ軍、横山宏メカ、小松崎茂の口絵ワールド。アリスよりはオズの魔法使、未来世紀ブラジルやストリート・オブ・ファイヤーだな。カッコイイとかクールのコラージュ感にワクワク。ザックが創造した寓話の世界。妄想なので汗はかかない、疲れない。敵は人間じゃないので流血描写がない。PG-13なのでエロくないどころか、パンチラすらない。ベビー・ドール、スイート・ピー、ロケット、ブロンディ、アンバー。1人1人はかわいくねーけど、ユニットだと絵になってカッコイイ。しかし好みの女の子がいないってどーゆーことよ。ベビー・ドールちっさ。エミリー・ブロウニングはクレア・ベネットとおんなじ1m57。5人から選ぶならスイート・ピーか。S.グレンはベビー・ドールの父親像で、現実のシーンはザックの妄想かもね。製作費は8200万ドル、USはPG-13。
投稿者 A.e.Suck : April 15, 2011 06:31 PM