B級ちゃうよ、失礼な。バジェット1億1000万ドルの超イベントムービーなのだ。TVシリーズは好きではなかったけど、監督がJ.カーナハンなら観ないわけにはいかない。カーナハンらしい遊び心いっぱいの娯楽大作だった。カットバックやインサートもたっぷり。リドリーとトニーのスコット兄弟が製作だったのは知らんかった。AチームとCIA、国防総省、ブラックフォレストが絡みながらの展開もよくできてる。あのテーマがいいところで流れる〜。軍事作戦ではないものの、現実離れしたミッションの数々はどれも面白かった。冒頭のヘリチェイス、国境越えの劇的なF-22の迎撃、オスプレイでのドッキリ強奪、C-130対MQ-9リーパーのドッグファイト…どれもCGIながら上出来。空飛ぶエイブラムス戦車には笑うしかない。ドイツの精神病院で3D映画上映会のシーンも笑った。このノリがいいのよ。レジー・バークレイとスターバックはTV版クレイジーモンキーとフェイスマンを思わせるけど、なんとエンドロール後にまさかのカメオ。J.ビールが終始制服で全くエロくないのは×。B.ウィリスがハンニバル候補だったようだが、知的さに欠けるのでL.ニーソンで正解。マードックはW.ハレルソンでもよかったかも。USはPG-13。
投稿者 A.e.Suck : September 1, 2010 11:24 PM