2010, 103min.新宿バルト9 S6 Dolby Surround 7.1 ★★
1作目も2作目も大好きだが、これは気にくわない。ドルビー7.1は嬉しいが、3Dで観せられる意味がわからんのと、アンディのトイへの愛着やトイのアンディへの執着が気持ち悪い。大人になったからおもちゃと決別するアンディには共感できない。古くて小汚いおもちゃを次世代に譲る感覚もわからない。おもちゃにだって寿命や流行があるし、飽きられて捨てちゃうんだよ。そして新しいおもちゃが欲しくなるし、それは大人になっても続く。よかったのはダークな部分、特に夜のサニーサイドの描写はたまらん。多すぎるトイの中でよかったのはロッツォ。彼の物語は重厚で洗練され、サブプロットには惜しいほど秀逸。特にチャックルズが語るロッツォの過去は泣けるよ、デイジ−!ロッツォはパルパティーン、ビッグ・ベビーはダースベイダーだ。ベビーがロッツォを投げるショットは拍手もの。そう言えば、スター・ウォーズの2、4、6が入ってたなー。アニメ的にはボニーと母親の演技がよかった。ロッツォのイチゴの香りはトイ・ストーリー3の世界展で実際に嗅げるよ。USはG。
投稿者 A.e.Suck : July 18, 2010 11:15 PM