2009, 100min. TOHOシネマズ 六本木ヒルズ S1 ★★★
暗いXpanDと読みにくい字幕は最悪な組み合わせ。2D版でいいのに、2,100円も払って3D版観なきゃならんとは。でもストップモーション初のデジタル3D撮影だし。使ったカメラはNikon D80、MegaPlus EC11000、Red One。絵コンテはCintiqで描いたらしい。キャラクターの個性が、2コマ打ちのスムーズな動きと、顔面分割で作った豊かな表情で表現されてて、ストップモーションとしては恐ろしくクオリティ高い。いくつかのショットでの3コマ打ちが、目に引っかかってギコチなかったほど。3D的な演出は意欲的だけど、2D版を観たかった。ピンクのアパートにヘンなやつら。キャロラインじゃなくてコララインが現実とパラレルを行ったり来たり。ちっさいドアが鏡だったらDr.パルナサスの鏡じゃん。あっちの世界は魅力的。実は現実もあっちもかなりヘンなんだけど。原作がN.ゲイマンてことでミラーマスクとも似てる。ボタンの目、気色悪うー。カシモドみたいなワイビーがよかった。バジェット6000万ドル、USはPG。
投稿者 A.e.Suck : March 4, 2010 09:41 PM