2015, 123min. ソニー・ピクチャーズ試写室 ★★★★★
1974年にWTCで綱渡りをしたフィリップ・プティによる著書『マン・オン・ワイヤー(雲に届くまで)』を映画化。でかいスクリーンで3Dで観るための映画として完成度が高い。思わず右目を瞑っちゃう瞬間があった!3Dの飛び出し感はすごかった。もちろん目の眩む奥行き感も。思うにロバート・ゼメキスはオレを喜ばせるにはどうしたらいいかわかってる。だから彼の映画でがっかりさせられたことはない。主人公視点で語られるけど、他人の夢に付き合う仲間達も素晴らしい。そんな彼らと達成感を共有できる。体験する映画だった。ジョゼフ・ゴードン=レヴィットがんばった。フランス訛りもだけど、フィリップ・プティ本人の指導で綱渡りをマスター。クライマックスはもちろん綱渡りシーンで、落ちそうになったりしないけどなかなやめないし、警官は来るわカモメは来るわヘリは来るわで、ハラハラし通し。「手をはさむなよ」バジェットは3500万ドル、USはPG。
→imdb、予告、SolidTrack、フィリップ・プティの綱渡り歴、日本語サイト
投稿者 A.e.Suck : January 14, 2016 10:55 PM