前作から10年。初のハリウッド映画となる「スター・ウォーズ」はFOXロゴで始まらない、ジョージ・ルーカスが関わらないってことで覚悟はしてたが、これほどがっかりさせられるとは。ルーカス・フィルムのロゴからパンダウンまではたしかに「スター・ウォーズ」だった!7作目が観れる幸せ、生きててよかったって思った。でも、そっから先はJJ映画だったorz。薄っぺらくて盛り上がりのないスピンオフ。熱くなれるシーンがない「スター・ウォーズ」は初めてだよ。「バックロジャース」や「フラッシュゴードン」で育って「スター・ウォーズ」を作った人と、「スター・ウォーズ」を見て「スター・ウォーズ」を作った人の差は大きい。ローレンス・カスダンが脚本に参加していながら、1ページ先が読める面白みのない展開。しかも虫食いだらけ。ハン・ソロとチューイ、懐かしい。エピソード6で勝利した反乱軍を指揮したレイアは、30年後にまたレジスタンス側。登場シーンにレイアのテーマが流れてうるっとくる。ファースト・オーダー側はハックス将軍もカイロもファズマもただのヘタレにしかみえない。JJの好きな崖っぷちと赤いエネルギー波はいっぱい出てくるけど、メカや戦闘シーンの見せ方はヘタクソ。ラストカットのフカン回り込みは笑える。バジェットは2億4500万ドル、USはPG-13。
投稿者 A.e.Suck : December 18, 2015 11:56 PM