「Tetra Vaal」(2004)って2分の短編を2時間に長編化。日本公開版は本来R-18なのをゴアショットを数秒削除してPG12にしたバージョン。削除されたのは多分ここだろうってわかったけど、知らなきゃわかんないレベル。ニールの「第9地区」も「エリジウム」も好きだけど、これはちょっとがっかり。基本的にバーホーベン版「ロボコップ」の影響下にある「ショートサーキット2」って感じ。冒頭のスカウトと警官の急襲作戦はゾクゾクするくらいカッコよかったけど、本筋は話がチグハグ、死を受け入れないからドラマにならず、チャチい結末に。スラムドッグ$ミリオネアが機械の体を手に入れた話。罪の認識や犬との接し方などチャッピーの成長に難あり。ヒーマンじゃなくてニュースで学ぶとかすればいいのに。忍者アイテムだって殺傷力あるよ。いまどきドングルはねえし。悪いヒュー・ジャックマンはボッコボコにされ、悪役になってないシガニー・ウィーバーもつまらんけど、3人組ギャングがやたらいい。特に黄色いM4のニンジャが秀逸、テンション。バジェットは4900万ドル。USはR。
投稿者 A.e.Suck : June 1, 2015 11:10 PM