モノクロの3D映画って「大アマゾンの半魚人」以来!でもEOS 5D Mark IIで2D撮影したのを3D変換してるので、2D字幕で観た。これが正解だわ。すんごく面白かった!28年前のお蔵入り映画をモデルアニメでリメイクしたわけだが、24FPSで1コマ撮りしてるんで恐ろしくスムーズ。CGアニメじゃないのがイイでしょ。モデルやセットはフランケウィニー アート展で見て来たけど、かなりコンパクトだったな。テーブルサイズのちっさい世界でドラマが生まれる。まさしく冒頭の映画。そん中のプテラノドンがラドンになった以外、第1幕とラストはオリジナルをかなり忠実に再現してた。モンスター映画大好き趣味がピッタリ合うので共感しまくりで楽しかった。悪ガキ達が邪悪な気持ちで蘇生させるとそりゃもう大変、ウェアウルフ、ヴァンパイア、マミー、グレムリンからガメラまで!クライマックスの風車小屋はより「フランケンシュタイン」に近づいて盛り上がったなあ。泣けるよ、マジで。あのブサイクなスパーキーがカワイイのなんの。隣のプードルとのエピソードもいい。スパーキーのデザインはブラッド・バードの「いじわる家族といたずらドッグ」から。プードルのペルセポネはエルザ・ランチェスターの「花嫁」、両親が見てたTVはクリストファー・リーの「吸血鬼ドラキュラ」、キティちゃんはオリジナル版にも出てたね。ビンセント・プライス似の先生の声は「エド・ウッド」でベラ・ルゴシ役だったマーティン・ランドー。バジェットは3,900万ドル。
→imdb、予告、1984年のオリジナル、いたずらドッグのキャラ、メイキング、日本語サイト
投稿者 A.e.Suck : January 1, 2013 11:55 PM