ロッキー&ランボーシリーズを除けば、スライにとってステイン・アライブ以来17年ぶりの監督作。ランボー 最後の戦場より表現はおとなしめだが、ボディカウントは大幅更新。首チョンパや血しぶきもあるにはあるけど、狙いはアンサンブルと近接戦。ハンドガン+ナイフ+肉弾戦でCQCたっぷり。マーシャルアーツあり、プロレスあり。元WWF王者、元UFC王者、元PRIDE王者の競演。ラングレン対ジェット・リー、オースチン対スライの夢の対決。64歳のスライはオースチンとの撮影で首を骨折した他、13箇所を負傷。タフな出演者達も身体を張ってるのが伺えて迫力あった。演技より体力とチームワーク。キャラクター描写はほとんどなく、観客が俳優に持っているイメージのままって感じ。ある意味サービス満点。特にオースチンよかった!続編で復活希望。ドゥカティ・デスモセディチRRを駆るJ.ステイサムはオイシイのに、B&T MP9を撃つJ.リーはちょっと気の毒。チームの専用機はレシプロ双発の水陸両用飛行艇HU-16アルバトロス、カッコイイ。機種から頭出して桟橋急襲、お見事。スライはM-4カスタムのNoveske Diplomatの他、レトロなシングルアクションのコルトも使ったり。T.クルーズの銃は、プレデターズでA.ブロディも使ってたAA-12、フルオートショットガンのド迫力。パイロもたっぷり。バジェットは6,000万ドルの予算をオーバーして8,000万ドル、USはR、日本はR-15+。
投稿者 A.e.Suck : September 27, 2010 10:17 PM