2010, 100min.新宿バルト9 S8 Dolby Digital Cinema ★★★★
カートの当初の脚本ではトム・クルーズを想定してたようだが女性に変更、これ正解だったねえ。ちょっとウルトラヴァイオレット似だが、アンジーのイヴリン・ソルトはリアルで生々しく強烈だ。KAプログラムで訓練された優等生だからね、ジェームズ・ボンドやイーサン・ハントにも負けてないぞ。肉体と頭脳を駆使する行動派だからジェイソン・ボーンのライバルだな。高度な戦闘能力には驚かされた。電光石火の肉弾戦で、SWATもシークレットサービスも軽くあしらわれちゃうぞ。序盤からチェイスシーンがすげえ。久々に興奮したよ、こんなアクション。ふんだんな銃器や近接戦闘にカートの嗜好がよく出てた。セイバートゥースはともかく、イヴが二重スパイなのかはっきりしないまま、スピーディーなストーリー展開と見応えのあるアクションの連続で翻弄された。さすがフィリップ・ノイス、次第に真相が見えきて目が離せない。久々に骨のあるアクション映画だった。ラストも超カッコイイ締め方。続編みた〜い!バジェットは1億1000万ドル、USはPG-13。
投稿者 A.e.Suck : August 1, 2010 11:10 PM