オープニングタイトルのスーパースローがすげえ。そんだけ。ショーン・オブ・ザ・デッドにインスパイアされたそうだが演出にセンスがない。ゾンビ好きが作った映画ではないので、ロメロへのリスペクトもない。ゾンビ設定は28日後...を参考にしてるので死者でなく感染者。道中、遠景にゾンビの姿はない。コメディ映画としてもゾンビ映画としても満足できんかった。ウディ・ハレルソンのおかげでロードムービーにつきあっていけるし、ビル・マーレイの家で本人とゴーストバスターズごっこなんてめっちゃ楽しいけど。あと406萌え!目指すは西の果てパシフィックランド。ゾンビがいない場所を目指すのはロメロのサバイバル・オブ・ザ・デッドと同じだが、この遊園地にゾンビがいない根拠はない。楽しいゾンビ狩りの舞台としては面白かったけどサスペンスはない。生き延びたところで名乗るのはプレデターズもそうだったな。ゾンビランドで生き残るためのルールは怒りの荒野でのガンマンの心得に通じるものがあるが、32のルールのうちたった10しかでてこないのは残念すぎる。だったら最初から10カ条でいいじゃん。バジェットは2360万ドル、USはR、日本はR15+。続編は3Dで来年公開。
投稿者 A.e.Suck : July 29, 2010 06:19 PM