頭脳明晰なんだけど品がなくて小汚くて野性的なホームズは異色すぎ。格闘はめちゃくちゃ素早くKOしちゃうので、直前に手順と効果をゆっくり見せてくれる。アブダクションはCSIシリーズとかでお馴染みの見せ方。推理よりも派手なアクション重視。話は大して面白くないけど、アクションヒーローなんで退屈はしない。冒頭、テムズ川に建設中のタワーブリッジが見えるんだが、これがクライマックスの舞台とは心憎い。タワーブリッジの建設は1886〜94年。お話は1891年だからピッタリなるほど。でもこの時点でモリアーティー教授は存在を匂わせるだけ。ブラックウッド卿、迫力あるけど日本だったら黒木さん。でかいドレッジャーはゴライアス・エル・ヒガンテだー(WWFのクルガン)、300に続いての映画出演。エンドタイトルのハーモニーはカッコよかった。バジェットは9,000万ドル、USはPG-13。
投稿者 A.e.Suck : March 25, 2010 08:36 PM