2009, 162min. 新宿バルト9 TH6 Dolby Digital 3D ★★★
IMAX 3Dだと1.78:1だけど、Dolby 3Dなので横長で2.35:1。メガネは重くて暗いXpanDで液晶は汚かった。Dolby 3Dメガネだと曇りやすいからかと思ったが、広いスクリーンだと対応できんらしい。字幕はセンターだけどナヴィ語だけ右端に出て、これがブレて読みにくい。3D効果は期待したほどじゃなかった。PACE Fusion 3-Dで撮ったライブアクションはともかく、ほとんどがCGIアニメーションだし3Dでなくてもいい。実写のタイタニックの秘密やアニメのポーラー・エクスプレスは3Dすげーーーと思ったんだがな。
パフォーマンス・キャプチャーはよかった。CGIキャラは完璧、さすがはWETA。S.ウィンストン・スタジオやILMも参加してるのにデジタル・ドメインが関わってないんだよね…。
話はポカホンタスで、予想通りに展開するけど、そんなん観たくねーよって、かったるいシーンが多かった。ビジュアル的には新鮮みに欠ける。特にパンドラの美しさがわざとらしいし、生物もデザインがクドイというか、作り込みすぎで萎える。キャメロンは海月みたいなヒラヒラするもんが好きらしく、アビスの延長みたいな。AMPのパイロットも今の時代にしては粗末すぎる。 一方で、待ってました!ってゆー萌えシーンも用意してくれてるのが泣けた。鳥を駆るネイティリのポーズ。ジェイクのスピーチで結束する先住民。出演したかった。マグカップが似合うスティーブン・ラングの大佐。M.ロドリゲスのSA-2パイロットも大活躍。ガンシップ編隊の中央にどでかいバルキリー!立ち上がるエイワ。AMPをぶっとばすサイ、AT-99に群がるトリ!空中戦はダイナミックで壮観。ギャラクティカ的ショットもあって萌える。地上戦は、血しぶきがないのと排莢表現が違和感あった。C-21ガンシップのカーゴ・ベイで人間と戦う族長みたいのをもっと観たかった。AMP内の大佐はCG丸出しで萎える。ジェイクのログエントリーは全部で98。バジェット2億3000万ドル、USはPG-13。
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