ピクサー初のディズニーデジタル3D。XpanDは重くて暗いから嫌いなんだけど仕方ない。3Dなんで字幕より吹き替えだろう。残念ながら3Dで見る意味はない。家が浮き上がるまででおなかいっぱい、ここで終わっていい。そもそもカールじいさんじゃなくてフレドリクセンさんじゃん。グラン・トリノのクリントみたいに「ウォルトと呼ぶな」とは言われないけど、劇中では誰も「カールじいさん」とは呼ばない。だから「フレドリクセンさんの空飛ぶ家」が正しい。空飛ぶ家は長い期間かけて作るんかと思ったら、一晩で作ってやんの。往時もクライマックスも空を飛んでいる感じがしない。ただ浮いてるだけ。□と○が家をひっぱって延々歩くだけなのも退屈。ジイサンが超人すぎるし、他のキャラはみんな下品。ピクサーにしては珍しくハズレ。老けていく様子をネクタイの柄で表現したのはいいアイデアだね。バジェット1億7500万ドル。USはPG指定。
投稿者 A.e.Suck : December 25, 2009 07:13 PM