前作が1800万ドルの大作(ロメロにしては)だったのに、今回はわずか200万ドルの小規模な、PanasonicのHDCAMによるPOV作品。ナイト・オブ・ザ・リビングデッドの別アプローチでロードムービー。ロメロが描いたのは現場でキャメラを通した瞬間、体験者から傍観者になる現実なんだが、お笑い度もなかなか。特に病院シーンはよかった。除細動器で頭はさんで目玉ボン!ムクッと起きると内蔵ボトリ、デイ・オブ・ザ・デッドとおんなじ〜。筆談ジジイは超クールでウケた。マミーの劇中劇が実際に再現されるのもオモロかった。ロメロは警官役でカメオ。W.クレイヴン、G.デル・トロ、S.キング、Q.タランティーノ、S.ペグ、T.サビーニが声で出演。USはR、日本はR-15。