前作を越える完成度。リアリティにこだわった、暗くて重厚なドラマだった。映画2本分の濃い内容ながらテンポも凄くよくて目が離せなかった。ジョーカーが時計仕掛けのオレンジのアレックスのような狂気に満ちたキャラで、主役と言えるほどインパクトがあった。ここまで追い込まれたバットマンは過去になかっただろう。ジョーカーとの戦いで一線を越え、フォックスは去り、バットサインは叩き壊され、ゴッサムのために、苦渋の選択をして去っていく姿はシーンに震えた。なんて暗くて悲しい結末なんだー。ゴードンは言う「彼はヒーローじゃない。沈黙の監視者であり守護者、ダークナイトだ」凄いぞバットマン。ラスト30分は200%の見応え。ラウはどーなったんか?バジェット1億8500万ドル、USはPG-13。
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