ダニー・トレホの主演映画ってだけでもすげーんだが、70年代の東映調活劇魂!楽しかった。バイオレンスとエロと社会問題!プログラム・ピクチュアなんだからこれでいい。プロローグから強烈だし、オープニングもカッコイイ。前半はナタブッタ斬り。噴き出す血しぶき、転がる頭。後半はお楽しみ大銃撃戦!グラインドハウスのフェイクトレーラーを踏襲したショットもちゃんとあって。2003年以降Vシネ一筋だったセガールが復活して、デニーロと同じ映画に出るとはね。両者とも貫禄でまくり。セガールが初悪役ならデニーロはタクシーを運転。神父のチーチ・マリンとナッシュ・ブリッジスで相棒だったドン・ジョンソン超極悪人。リンジー・ローハンはわずか3日の撮影ながらオッパイ丸出し、ジェシカちゃんも全裸だし、ミシェル・ロドリゲスは3倍オイシイ。ダニー・トレホ、66歳にして役得ええなあ。ダリル・サバラとチーチ・マリンが別役だしスパイキッズシリーズのマチェーテおじさんとは別人だった。ネットワークの設定がよかった。特に病院関係、厨房関係。忘れられないブースのセキュリティ達。刺客のトム・サヴィーニはどうなった?バジェット1,050万ドル、USはR、日本はR18+。プログラム作ってないって、事情がありそうだな。
→imdb、imfdb、予告、予告(fake)、日本語サイト
投稿者 A.e.Suck : November 9, 2010 07:40 PM